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教育について

投稿日:2016/6/2

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教育というものの役割について改めて考える機会をえた。
まず最初に話をした、「人が人を人として」を実際の現場にて感じた経験を話をする時間がとてもよかった。理由としては、私たちは言葉が先にありその言葉によって世界が作られていると言っても過言ではない、「ライフスタジオ」と言う言葉が無ければ私たちは集まることはなかっただろう、存在に色が付き世界の見方を決めるのは言葉ではないだろうか。その言葉を先に学びそれを現場にて体験する、または体験した経験に言葉が付く。どちらも必要な事ではあるが、子供であれば「四足で歩き、ワンワンとなく動物→犬(ワンワン)」となる瞬間を想像すると、世界は言葉で作られているし、言葉の重要性をひしひしと感じる。
また同じ目的に向かう場合、言葉の認識の違いが致命傷になりかねないこともある。自立した人たちの経済共同体などはその典型例ではないだろうか。私が以前2年目のスタッフへの教育をしようと考えたきっかけも「言葉」だけが先にあり、それが現実と結びついていない事を案じてのことだったし、教育に関して「ライフキーワード」と題して、教育をしようと考えたのもそれが理由だった。まず「自立」や「経済」「共同体」などと言う言葉を改めて考えてみる機械など、新人はもちろん、ライフスタジオに長くいるスタッフでさえ機会が無ければ考えない。しかしライフスタジオは自立した人たちの経済共同体を目指しているとはっきりと明言しているのだ。そして日常の中でも何かにつけて自立とか経済共同体とかと言う言葉を発するのである。日常の会話の中でも言葉の解釈が本人に任されている状態であり、それは目指していくべき方向性への道を閉ざしている。
私自身もライフスタジオに入って何年間も何が目的で方向性でという事が分からない時期があった。その当時は「言葉」事態もあまりなかったのだが、あったとしても概念の統一なんてものを考えようともしなかった。
しかし学習や教育を通じて、言葉というものの意味、そして定義を自分自身でしてみる時、私たちはその言葉を自分自身のものとすることができ、そしてそのように行動が変わるのだ。マザーテレサの言葉にあるように考えが思考を作り思考が行動を作るのである。この考えから思考へ行く段階に「言葉の規定」があり、この言葉の規定が「行動を決め」そして「世界を作る」ことを今一度身に染みて感じた時間であった。
ライフスタジオで過ごす時間が自らにとってどういう時間になっていくのかはそこにある内容と形式になるのだ。この内容と形式おを表わした言葉が【自立した人たちの経済共同体】である。
 

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