この本は、デイビッド・フォンダという40代の課長の疾走、滞った家賃、娘の手術費用などが無く、わざと交通事故を起こし、保険金で妻と娘を金銭的に解放させようとした瞬間、凍りついた道の上から、交通事故を通して、突然、歴史の中への幻想旅行に出発するという内容だ。 初めて会う人物は、アメリカの33代大統領、トルーマンである。 場所はドイツのポツダムだ。当時、トルーマン大統領は、第2次世界大戦の終息のために、原子爆弾を使おうと会談に参加する直前だった。ここでトルーマンとデイビッドは、原爆を選択するほかはなかった当時の状況と、米国の大統領として、自国の国民たちを、質に追いやることはできないという理由などで、原爆を選ぶほかは無いと話した。そして、デイビッドに、大統領の書いたメッセージを渡す。 内容は、私は、私の過去に対して、総体的な責任を負う。私は私の考えと私の感情を統制する。私は私の成功に対して責任を取る。 決断を下す状況になったら、必ず決断を下す。 2番目に会った人物は、ソロモン王だ。 多くの人々が知っているソロモン王の知恵の話をする。 そのエピソードは、二人の人がいて、死んだ赤ちゃんと、生きている赤ちゃんを間に置き、お互いに生きているほうが自分の赤ちゃんだといって喧嘩をしている。ここで、ソロモン王は、誰の赤ん坊なのか判断するために、赤ん坊を二つに切り、半分ずつ分けてやろうとする。このとき、一人の女が、赤ちゃんを殺さずに、もう一人の女に譲ろうとする。そのもう一人の女は、早く半分に切れという。このとき、ソロモン王は、本当の母親を判断する。　ソロモン王と、デイビッドは、知恵を探さなければならない理由について会話し、メッセージをもらう。 内容は、今日、私は、知恵を積極的に探し当ててみせる。私の過去は、変えることはできないが、今日私の行動を変えることにより、私の未来を変えることのできる教訓を得る。 3番目の人物は、チェンバレンという大佐に会う。アメリカ南北戦争当時、重要な ゲティスバーグの戦いで勝利収めた蔵本だ。本の表現では、おそらくゲティスバーグの戦いで、北が破れたら、アメリカは今のひとつの国ではなく、２～３つの国になっていただろうと評価される。 当時の状況は、チェンバレン部隊は、敵部隊に包囲された状況で、、弾薬も何発しか残っていなかった。その瞬間、敵部隊は総攻撃を仕掛けてきた。部下たちは、緊迫した状況で、隊員の数から見ても、弾薬もなく戦えないと言う。敵は近づき、兵士たちは、後退命令を待つ。しかし、チェンバレンは、あきらめることなく、銃と剣を持つように支持して、肉薄戦を行おうとする。敵軍も、チェンバレンの部隊の事情を知っている。弾薬の不足と、兵士の不足を。しかし突撃する。兵士と弾薬の無い部隊が突撃する状況が、支援の兵力が来たのだと錯覚し、敵部隊が混乱に陥っている間に、勝利を収めた。 そしてメッセージをもらう。内容は、私は決してあきらめない。私は勇敢だ。私はリーダーだ。私はこの瞬間を逃さない。今が選択だ。 私は行動する人だ。 4番目に会う人は、コロンブスだ。新大陸を探し、公開をするまで19年を準備してきたコロンブスの断固とした心を伝達する。内容は、私の道は決定された。私の運命は私が開拓する。私は待たない。私は未来のビジョンについて情熱を持っている。 5番目に会った人物は、アンネ・フランクだ。第2次大戦当時、ナチスはユダヤ人を抹殺しようと収容所などの生体実験をする。このとき、アンネの家族たちは、狭い場所で隠れて生活する。夢も希望も無い次期に、アンネは夢見て、希望を持って生きていく。 アンネは不平も言わない。不平は、ラジオを聴くように、ひとつの行動だ。人はラジオを聞くこともできるし切ることもできる。不平を言うことを選択もできるし、不平を言わないことを選択もできる。今日、私は幸福な人になると選択する。 6番目にあった人物は、アブラハム・リンカーン大統領だ。リンカーンは、私は毎日許す心で今日の一日を迎えるというメッセージを残した。しかし、それほどの共感ができずに、記憶に残ることが無い。 7番目は、大天使ガブリエルに会う。ガブリエルは私はどのような場合にも退かないというメッセージを残す。内容は、強い意志を持って、方向性を失わずに、私の光、私の未来が視野にあると考える。