つかつかと歩み寄ってくるのかと思えば、また後ろ歩きをするかのような春。４月の下旬の天気にしては、観測以来最も肌寒かった２８日、たんすの中にしまってあったマフラーとコートをひっぱりだして着てきたような、道行く人々が、清渓川を過ぎていく。（上写真）時計を一年戻して、去年の４月９日は、半そでのTシャツの女学生が噴水の中をはしゃぎながら走り抜けている。 最近、日本の天気が、くるくると表情を変え、春というには少し寒い。 韓国も似たような状況で、寒く、江原道の山間部には、ついこの間雪も降ったという。 春でもなく、冬でもなく、おかしな季節だ。 春や冬以外に、違う季節を新しく作ってあげたほうがいいのでは、というくらいだ。