入試の準備中に見た、たくさんの写真の中で、記憶に残る写真があり、もう一度見返してみた。 「天国の庭園にに行く歩み」1946年、William Eugene Smithが撮影した写真です。 入試の準備中には、その写真は、数多くの白黒写真たちのうちの一枚、といった風で、それ以上感じることは特になかった。 しかし、今は、その一枚の写真の中に込められている、多くの意味を感じることができる。 もちろん、タイトルも絶妙に打ち付けられているが、フォトグラファーの意図と努力が、一目で伝わる写真だ。 どこなのかはわからないが、暗い世界から抜け出し、明るい光と天国に続く道が目の前に開かれている扉から形作られる、写この真を通じ、よく表現されている。 このように、写真一枚に、フォトグラファー自身の色と鑑賞を込めることのできる写真を本当に願う。