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★12回の贈り物★
投稿日:2017/4/10
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Byun jung A
ワンポイント会議の日に手作りお菓子or料理を作る、12回の贈り物。
- 3月は岩手県のお菓子「がんづき」
「がんづき」というお菓子を始めてきく人が多いと思います。
邊の祖母の家である岩手県の郷土菓子。田舎に帰るたび美味しいがんづきを食べました。
関東では見たことがなかったので、みんなにも岩手の美味しいお菓子の紹介がしたくて作ってみました^^
「がんづき」という名前も少し響きが面白いため、少し調べて見ました。
「がんづき」とは、岩手県や宮城県の郷土菓子で、農業を中人に行っていた人々が、その作業の合間に食べていたお菓子だそうです。農家の家にある材料を合わせて作ったお菓子で、豪華なお菓子というよりも、身近にあるもので、一生懸命作る見た目にも素朴なお菓子です。
漢字では「寒食」・「雁月」とも言われています。
名前の由来は、秋の収穫の頃は美しい月と雁の時期であることから「雁月」という名前がついたと言われているようです。
材料は、小麦粉、重曹、砂糖、牛乳、卵、酢、ごま、蜂蜜など。クルミを入れて食べたりもします。
材料を混ぜ、蒸して作ります。一気に蒸して作ることによって、しっとりもちもちしていて、蒸しパンのような食感です。酢の分量を多めに入れて作りますが、これは、生地をふっくら膨らませるためだそうです。
見た目よりも甘めで、くせになる味!!今回、がんづき作り挑戦2回目でしたが、蒸す時間、蒸し方、分量によって、黒色が強くなったり、白っぽくなったりと、毎回毎回違う形になります。なかなか、思ったより難しいお菓子です。でも、この素朴で甘い味をもっとおいしくつくってみたい。
田舎のおばが作ってくれる「がんづき」は、道の駅でも売っているようなものなので、見た目も、味も全く違います。作っている姿をみると、蒸している間、ずっと、そばを離れず、蒸し加減、色の具合、膨らみ方をずっと見ながら作っていました。きっと、昔から、がんづきを作ってきたお母さん達も、子供達や、家族、一緒に食べる人達のことを思いながら、丹精こめて作っていたんだろうなと、想像できます。
見た目は、でんとした、蒸しパンのように見えますが、「がんづき」はその中に含まれている、作り手の愛情が感じられるお菓子だと思います。
今回皆にも、私たちの愛情が伝わっていたらいいなぁ^^
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