まず初めに誤解がないように説明させていただきますが

僕個人は韓国が好きだし、海外の友人も多く他の国にも興味津々です

ただ今回は『日本人でよかった』という言葉がしっくりときたのであえて使わせて頂きます。

 

『和の美』とは？

何をみて日本を感じ、和に対して美を感じるのか

自分自身が美しいと思う瞬間とはなにか

ライフスタジオの撮影の中で最大限表現をするには？

 

今回は自然光を使ったのではなく、室内で一点弱い光を直接モデルの顔に当ててみました。

（弱い光）が重要です。

強すぎるとモデルの顔に映る影の模様がハッキリと写ってしまいます。

今回は、涼しげな雰囲気を表現したかったので弱い光で組みました。

 

光を表現するために使用した扇子ですが、本来扇子は扇いで涼をとるための役割以外にも

恋の駆け引きやコミュニケーションをとるために様々な意思疎通を図っていたとされていたそうです

 

今回はそんな扇子を使って『和』の美を表現してみました。

美しい着物を纏い、優雅な姿勢で扇子を広げて顔を覆っています。それでも透ける扇子の隙間から柔らかな自然光が差し込み、顔に自然光が降り注ぐような一枚になりました。

少しだけ微笑む表情が上品さを際立てています。

 

光のように形で表現できないものを扇子を使い顔を覆う所作を加えるだけで、光を形にしてそこに意味をつけてくれ洗練された美を表現してくれています

「和と美」とは、調和あるものは美しく現れ、美しさは調和的であるということを意味 する。とあります

豪華な美とはまた違う、日本の美が詰まった写真になっています。

 

Studio fujimino

Coordi pei

Photo/Write takuhiko