コーディネーターの川端さんが、窓辺に鞄、ぬいぐるみ、ブドウ…この子に合わせて小物や向きなどをセッティングしてくれた。
奥のレースカーテンでやわらかい光がおむつ姿の赤ちゃんに降りそそぐ。

じーと、クッションの「Merci」を見つめている。
クッションの上の犬のぬいぐるみに興味津々で触る子や、すぐそばにあるブドウに手を伸ばす子はたくさんいるけれど、この子が興味があるのはクッション。
まだ文字も読めないはずなのに、不思議とクッションの文字を見つめているこの子がとても愛しくてかわいくてシャッターを切った。

気になるような小物を置いたり、その子にアクションをしたり、
こうゆう反応をするかな？きっとこれをするかな？と予想を反した反応にわくわくが隠せなくなる。
この子に限らず、そういった撮影の時は自由に遊んでもらいこちらからなにかアクションをしてみることはなく、見守り、声をかけるだけにする。
その子だけの仕草や動きを誘発し、その子に合わせながらシャッターを切っていく。

これからこの子は、1歳、２歳となって歩けるようになった時どんな動きや仕草をしてくれるんだろう。
きっとたくさん歩くぞー！！と思っていても、いざ撮影が始まると思いのほかじっと座っていたりして。
それもまたいい意味で予想を超えてくれていてうれしくなる。
そんな想像をしながらわくわく思いを馳せていく。

 

 

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LIFE studio Chiba Forest 
Coodi：Kawabata
Photo：Ishii
Write：Ishii