家族のお散歩撮影。
フォレストでは定番の撮影。どこまででも歩いていけそうな広大な敷地だからこそ可能な撮影だ。
木々の生い茂る緑の森に夕方手前の光が降り注ぐ中を手を繋いでお散歩してもらった。
バックの森は時間帯によって真っ暗になってしまうことがあるので、暗くならない時間帯や角度などの調整が必要だ。
また、奥行きがわかるよう手前から曲線を描いて奥へ道が向かっていく構図を探す。

今回は歩いてもらう時、お互いのお顔を見ながらお散歩してもらった。
不思議なもので、お顔を見合わせながら歩いてもらうと自然とみんな笑顔になる。

大きくなると、手を繋ぐというのは照れ臭くなっていく傾向がある。私も親と手を繋いで歩いたのは小学生のころまでじゃなかっただろうか。
この2人はいつまで家族と手を繋いでくれるんだろう、楽しそうな笑顔を見るといつまでも繋いでいてほしいな、と思う。
2人が大きくなってこの写真を見たとき、また家族みんなで手を繋いでお散歩に行きたいなと思ってくれたらうれしいし、
ついででもいいから手を繋いだ家族写真をまた撮りたいなと少しでも思ってくれたら、写真を撮っていて1番嬉しいことなんじゃないかなと思う。

一緒に来てくれたわんちゃんもみんなと歩幅を合わせ一緒に歩いてくれた。兄弟2人が楽しそうに歩いてるのを見守っていて、普段からもこうして見守っているんだなと感じる。
「ペット」という言葉よりも、「家族」なんだということがわかる。

私も子供の頃からずっと犬を飼っていて、
飼っているという言葉があまりしっくりこず、一緒に住んでいる〜や家族の子が〜などがぴたっと当てはまる。ずっと一緒にいるかけがえのない家族だ。
家族の中心でもあり、みんなの笑顔を溢れさせてくれる存在。

家族写真を見ていると、自分の家族写真は最後いつ撮ったかなと考えることがある。
なかなか撮る機会がなく、最後に撮ったのは成人式の記念撮影のときだったように思う。

父、母、犬の3人の写真はたまに撮っているけども、私を含めた写真は撮れてない…と気がつき、自分の家族写真も撮っておこうかな〜と思いを馳せる今日この頃。

 

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LIFE studio Chiba Forest 
Coodi：Kawabata
Photo：Ishii
Write：Ishii