Photogenic
千葉フォレスト店
「み~つけた!」
投稿日:2021/11/5     更新日:2021/11/5
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七五三の由来は3歳「髪置き」、5歳「袴着」、7歳「帯解き」の儀式がその年齢に行われていたからです。
一般的には女の子が3歳・7歳、男の子が5歳の節目で神社へ参拝や写真撮影を行い、地域によっては親族でお食事会を開くこともあるそうです。最近では、男の子でも3歳のタイミングでお被布を着てお祝いをすることが増えてきていて、嬉しいことにフォレスト店にもたくさんの方が来てくださいました。
私は小さい頃から写真を撮られるのが苦手で自分自身の写真が少なく、アルバムを見返してもほとんど写真がありません。大人になった今だからこそ、スタジオで働いている今だからこそ、もっと写真に残しておけばよかったと後悔しています。そんなこともあり、私がカメラマンとして写真を撮るからには思い出に残る写真を撮れるようになりたいと思っています。
さて、今回はとってもキュートな3歳の男の子の話。
目はぱっちり二重、睫毛は長くきれいなカールをしていて、体はまだ小さい子ならではの可愛いらしいフォルムが残っていています。一番特徴的な髪型は先日、美容室でカットしてきたばかりと教えていただきました。
今回は着物での撮影。着物は普段から着慣れていないので、なかなか着られない子もいます。
そんな中、彼は今回が初めてのスタジオ、初めての着物。ほんの少し心配もしていましたが、大好きな車の話をしてくれて心を開いてくれている姿を見て"彼なら大丈夫"と確信をしました。
この日は蒸し暑い夏が終わり、木枯らし1号(冬の訪れを告げる風)が吹きそうな少し肌寒い日。空には雲がかかっていて、フォレスト店の緑の色も落ち着いていました。フォレスト店の魅力でもある緑をどう写真に入れるか。メインである被写体を引き立てられるように、邪魔しないようにするにはどう撮ればいいか考えていました。
撮影が始まりまずはカメラ目線を1枚。最初のおすましは少し緊張していて、それでも頑張ってくれている姿は堪らなく愛おしく感じます。段々と表情が柔らかくなってた頃、廊下側に来てもらい空・足元を見てもらう為に声をかけ、その間に私たちは茂みの後ろに隠れて「お姉さん達ど〜こだ」と声をかけました。彼は少し周りを見渡してから、満遍の笑みで指をさして見つけてくれました。決して声を出したわけではありませんが、表情ですべてを表現しているような、愛くるしい表情や仕草が見えた瞬間に、私はシャッターを切らずにはいられませんでした。
"好きな車はベンツ"
そう楽しそうに話してくれている彼の笑顔と同じ笑顔をしていました。直接目で見るのとはまた違った、カメラマンにしかわからないファインダー越しの世界はとても素敵なものです。
千葉フォレスト店は自然光が多い為、時間帯によって撮影場所を考えたり明るさの調整が必要です。カメラマンの撮影技術は必須条件になりますが、写真はカメラマン1人だけの力で撮ることは難しいと思っています。被写体となるお客様との距離感が遠いと、本当の表情を引き出すことができません。
また、アシスタントとの連携ができていないと撮影をうまく進めることも難しいと思います。その為、お客様との信頼関係と一緒に撮影に入っているアシスタントとの関係性がとても重要なものだと思います。
人との繋がりを大切にしながら、たった一度の大事な瞬間を収められるようなカメラマンになるのが私の目標です。
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life studio chiba forest
Coodi:Ichikawa
Photo:Maekawa
Write:Maekawa
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