写真に写る彼らは男3人兄弟の左側2人が双子で右側が4歳年上のお兄ちゃんです。

 

きっと彼らは写真館に来て写真を撮りにきたなんて思っていなかったと思います。ちょっと広い公園にきて遊び相手になってくれるお姉さんたちがいてやけに着替えさせられるなあくらいだと思います。彼らの心情は。でもそれくらい色々と楽しそうにしてくれていました。そして自由にやってくれていました。

 

3人とも性格はそれぞれ違いますが、とっても仲良しでした。個人で遊ぶというよりはみんなで一緒に遊ぶのが普通でした。こちらから遊びの提案をすると3人が協力して楽しそうに遊んでくれます。

 

年齢を重ねていくと人によって変わってくると思いますが外に出るのが億劫になってきます。私も外に出るのがあまり好きではないほうかもしれないです。家で携帯とゲームがあれば普通に楽しめます。休日は一歩も外を出ないはざらにあります。だから彼らにすこし憧れてしまいます。写真のように外で楽しそうに遊べることのできることに。

 

なので、提案をしました。「おいかけっこしてよ」と。

 

なぜ提案したのかというと、走っているときはみんな素の表情の気がするからです。逆に走っても面白くない子は真顔になるし、走るのが好きな子はニコニコしてくれます。

 

彼らはやはりノリノリで答えてくれて色々とルールを説明し元気よくスタートラインに立ってくれました。よーいのポーズも恥ずかしがらずにやってくれてまるで運動会のようでした。

 

私の気まぐれではありますがフェイントを入れ、「よーいどんぶり！」と言ったらお兄ちゃんが見事なフライングをかましてくれました。

 

悔しがりつつ、おもしろくて笑うお兄ちゃん、それを大爆笑する双子。その姿をすかさず写真に収めました。

 

何事も楽しんできる人が勝ちです。彼らは私よりおいかけっこに関しては楽しんでいたので勝ちです。悔しいと思いません。ほかに勝っているところがきっとあると思うからです。

 

ですが、おいかけっこで彼らに勝てる日はまだまだ先な気がします。

 

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Coordi:ichikawa
Photo：kawachi
write：kawachi