フォトジェニック


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2022年2月のフォトジェニック

投稿日:2022/3/28

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アスリートは試合までに自身の持っている力を最大限に引き出すために準備を怠りません。

試合当日まで緻密な準備とルーティーンで過ごし、本番では全力を出し切り戦います。

 

アスリートが試合に挑むことは撮影とも似てる、もしくは同じだなと感じます。撮影までの準備がどれだけできたのか、イメージ、練習、改善その繰り返し。理想はそうだと思います。まあ理想は、、、

 

 

【  明暗の品格  】

Photo By Chiba

 

 

 

 

 

 

 

撮影をする上で構成要素のひとつひとつの特性を考えます。

 

普通に明るく撮ったらインテリアの電球や彼の持っているランプを目立たせることはできません。

真っ暗な部屋で明かりを放ってこそ存在感をだしライトとしての最大のパフォーマンスを発揮します。

 

次にドライフラワーの質感はくすんでこそ持ち味をだしますので光を当てすぎず、ひっそりと際立たせるバランスをみます。

 

そして被写体の彼がもっとも目立ってこその写真なので彼にメインライトが一番当たるように調整をしました。

 

 

このインテリアのドライフラワー、電球、彼の持つランプそれぞれが異彩を放つパフォーマンスをする最大効果を考えた結果。

20センチ程の手持ちの蛍光灯ライトで撮影をすることがベストだと思い写真を撮りました。

光量を1点にしぼることができるため、使い勝手のいいアイテムです。

この空間における最大パフォーマンスを考えた中、今出した私の答えはそれでした。

それぞれの要素の特性と持ち味。

人もインテリアも写真もいいパフォーマンスが出来た時喜びを感じると思います。

 

きっともっといい写真が撮れるはず、まだまだ研究を続ける必要はありますが

一旦この1枚までたどり着きました。

 

また、彼の服装はアレンジ着物の5歳七五三撮影でもあります。

ウイングシャツに木製のヒゲ型の蝶ネクタイ。

なんてお似合いだろうか。

 

新鮮な雰囲気での七五三と協調性のある色味を活かし考えた1枚。

衣装(被写体)、インテリア(ドライフラワーと電球)、アイテム(ランプ)

この3つの要素の、シンプルかつ深みのある撮影となり

この先に繋がる1枚が撮れたと、私はそう思いました。

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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