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青春

投稿日:2025/11/14

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生きることは時々しんどい。

つらいとか苦しいとか誰にも言えないことも、どれだけ目を閉じても眠れない日も、がんばってもがんばっても報われないことも何もかも自信がなくなることも。 これ以上悲しいことはないと思っていてもまた悲しいことが起こったり、少しのすれちがいから誤解が生まれたり、こんなはずじゃなかったと思ってしまうこともあったり。

周りから見たらしあわせそうだったり楽しそうに見えていたとしても、誰にでもそんな日があるように思います。

この8人もそれぞれの場所で生きてきて、お互いに知っていることもあれば知らないことももちろんあって、それぞれに喜びも楽しさも、そしてしんどさもあったはずです。 そんなことが笑いの爆風で吹き飛ぶかのような、爆笑。想像以上の盛り上がり。

共通するのは60年の人生の中で3年間中学の部活動で一緒だったということ、 同じ場所でお互いがお互いに影響しあって同じ思い出がある、その笑顔でした。

ちなみにこの8人、みんなで揃ったのは45年ぶりというのだから驚きです。いつもご家族での撮影にお越しくださるお母さまがキャプテンでチームメイトに声をかけてくださって県外からもメンバーが集合し実現しました。

わたしの生きてきた時間以上まるっと全員では会えていないということか、、、と想像するけど想像できないくらいの月日。

8人が一緒に過ごしたバレー部の3年間、今よりもきっと激しく厳しく理不尽なこともあった時代のはずで、それでもキャプテンを中心に団結して色々ありつつ乗り越えてきたんだろうなぁと感じるばかりの、撮影序盤からのまとまりっぷり。 始まる前はどう撮ろうか、45年ぶりだと恥ずかしかったりぎこちないかな、と思っていたことさえ忘れていました。

とても小さなスタジオでできる範囲での撮影にはなるのですが、だからこそみなさんの姿から、後半にわたしの中で撮りたいイメージが思い浮かびました。

部活が終わってからみんなでおつかれーっと集まる部室のような、誰かの家に集合して時間を忘れて恋話をしているような、そんな45年前の姿。

みんなで楽に座ってください、と伝えて当時のことを質問してわいわい思い出し笑いをしている姿にわたしは心底うれしくなりました。

話に夢中でみんなでばかみたいに笑って、ずっとこのまま終わらなかったらいいのに、そう思って友人の写真を撮っていた高校時代の自分の視界と同じだったからです。

過去のしんどさも未来の不安も全部忘れて、ただただ笑っていたあの瞬間。

今、笑えてたらいい。少しでも笑えていたら。笑えない日があっても、それでもいい。

一緒に過ごした人にしか分からないこと、誰にも分かり得ないそれぞれの人生のこと、交わったり離れたりしながらもお互いがお互いに出会い響き合ってきたからこそ存在した時間、こうして同じ空間にいて見えてくるものがあって、笑っているのに泣けてしまいそうな感覚。

いくつになってもそこには青春があって、変わらない笑顔がある。

 

「またみんなで集まって写真を撮ろう」45年ぶりの再会の日。

 

※下関店限定Life plan (他店舗では大人の集合写真など行っていない場合もあります、ご了承ください)

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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