店舗フォトジェニック集Photogenic

2019/9/9

352 2

LIFESTUDIO OMIYA PHOTO

photo by Ueda、coordi by Hamada、write by Ueda


 

 

すべてのものは少しずつその姿を変えていく。ずっと同じではいられない。

過ぎ行くものの中に美しさがあるとすれば、変わっていくことは素晴らしいことだ。

冬に凍えるような寒さを耐えた草花が、春になるといっせいに芽吹くように、

生きると言うことは季節の移り変わりのようで、その中に厳しさと美しさを持ち合わせている。

 

 

昔はみんな赤ん坊だった。いろんな人の手に抱かれて、祝福の言葉を受けたことだろう。

風に揺られれば消えてしまいそうな小さな灯火を、大事に大事に守ってきてくれた人がいる。

大きくなって生意気言うこともあるだろう。けんかすることだってあるかもしれない。

でもその人はきっといつまでも、あなたのことを大事に思っていてくれることだろう。

 

あなたは大きくなって、色んな世界のことを知っていく。

自分のこと誰かのこと、もっと広い世界のこと。その狭間で人は自分を見つめる。

若さは時に危うくも、まだ知らない世界に向かって飛び立つ力に満ちている。

 

大切な人。心を許せる人。低い位置から差し込む鈍い光が、2人の影を長く伸ばす。

分かり合えないことがあったとしても、分かって欲しいのは大切な人だからだろう。

輪舞曲を踊るように、少しずつお互いの歩幅を合わせながら。

 

一歩外に出ればめまぐるしく移り変わる世界の中でも、穏やかな場所がある。

暖をとるように温かく柔らかい。やがて2人の灯火から新しい命が誕生する。

小さな小さな命の種は、しんしんと降り積もる雪の中で春に芽吹くその時を待ちわびる。

 

 

そして今あなたは春を向かえ、あなたのことを心から大切に思う人に出会い、

一生の内でも短い春の時期を幸せの中で過ごしている。

 

そしてこれからも季節は移り変わり、色んなものに別れを告げることになる。

あなたは大きくなって、きっとこの日のことを忘れてしまうだろう。

それでもあなたがこのとき受けた愛は確かなもので、あなたを形作る礎となる。

 

そしてこの時、あなたの笑顔がみんなを笑顔にしてくれたこと。

それが何よりもあなたの存在の証明であり、パパママの喜びだ。

 

できればこの写真がこの大切な時を記録した1枚になることを願って。

 

 

 

この記事をシェアする