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この1枚を撮るのが「人」である その意味について考える

投稿日:2018/9/20

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喩え話は得意ではありませんが

似ている感覚を過去に感じたことがあるので思い起しながら書いてみます

 

私は大学の時に音楽を専攻していました

4歳からピアノをやっていたので興味があったのも専攻した理由の一つです

 

ただ私はクラシックがあまり好きではなく

ピアノの練習は決められたことはやらず、聞いた音楽をコピーして弾いていました

どちらかというと当時見ていたアニメとか、中学からはROCKなどが自分の中心になって

そんな中出会ってしまったDTMといういわゆるパソコン上で様々な楽器を鳴らす

機会音楽の魅力に引き込まれていました

 

 

上手く作れるかどうかは別として、独特な世界観だねと言われることも

自分を表現する上で全てが正しいことのように思えました

 

逆に言うと、自分だけの世界で好きなようにやれる環境に

コミュニケーションが苦手なタイプだったからこそ甘えていた、ということかもしれません

 

そんな引きこもり思考の私に衝撃的なことが起きました

 

それはとある授業で

弦楽四重奏を作曲し、それをプロに弾いてもらう、というものでした

 

作曲までは当然個人作業ですが私を憂鬱にさせたのはその後の

「人との仕事」

 

です

 

相手はプロ、その指揮をとって自分のイメージを伝え、

時に意見交換をしながら何度もリハーサルをして音撮りをする

 

聞いただけでも不安で仕方がなかったのです

 

・・ただそれは実際に弾いてもらったその瞬間にどこかに消えていきました

 

その衝撃とは何だったのか

 

シミュレーションしたパソコン上の音源に生命力が宿った気がしました

だからこそ、大事に作ったものをより大事に完成させたいと思えたのです

 

私は自然と「イメージ」について伝えることができ

演奏者は「技術」を最大限に生かしてアドバイスをくださいました

 

 

写真を撮るとは、そのことに似ています

この1枚を撮るのが、いつも人との関わりがある仕事なのです

 

この場所を選ぶ理由があり

コーディネーターは場所を見て、彼女を演出してくれる

私にイメージを与えてくれる

 

時に言葉で、時に自然に

 

このポーズを誘導してくれたことも

私がシミュレーションしたことを超えて新しい衝撃をもたらしてくれたのです


 

また、撮影者から投げかけたものだけではなく

彼女から受け取るものを形にする方法もあります

 

それらの作業はすべて「人」でなくてはできません

 

 

私はその価値を誇りに思います

 

 

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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