ー光で美しさを表現するー

これがライフスタジオの命題です。

でも光ってどんな光で？

光はあたりにあふれていて、どんな光が綺麗な光なの？

逆光　半逆光　直接光　レンブラントライト　プレーンライト　自然光　ストロボ光

降ってくるような光　まだまだ無限にありそう・・・

でも　私がこれだけは押さえておきたいと思っているポイントは3つ

「光の質は光の面積が大きければ柔らかく、小さければ硬い」

「光の柔らかさは距離の二乗に反比例する」

それと、光の方向性を見極めて表現すること。

これさえ掴めていれば色々な光を駆使して美しい光を表現できると思っています。

だから、ライフスタジオの命題に応えるためには

まずは様々な光にチャレンジしていくことだと考えます。

今回、森の中の木漏れ日を表現してみたくなり、スヌートの水玉を

被写体にあててみました。

通常のライトは消して、遠くの影響のない小さなホリゾントライトを補助光に。

すると、森の中で息をひそめて王子様から身を隠すかくれんぼ中のお姫様が

表れたではありませんか。

後付け気味ではありますが、勿論良い写真を撮る為には

単に被写体を光の中で追いかけるのではなく、自分の中でテーマを持ち

インテリア・コーディネート・スタイリング・ライティング・被写体の個性

これらをトータルでマッチングさせることが重要だと思っています。

光だけが良くても、被写体の表情が良くても、バランスが取れて初めて

「よい写真」だと言えるのではないのでしょうか・・

だから写真は楽しく時には悩み、可能性は無限大だと思えるのでしょうねぇ・・・。

 

coordinated    by   matsu
photo     by   mikiko

written    by   mikiko