店舗フォトジェニック集


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【 二人の距離。】

投稿日:2019/10/20

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この撮影場所は千葉県袖ケ浦市にある千葉フォレスト店。 

普段は水戸店で店長している私。 

この日、写真教育関係で千葉フォレスト店で撮影を行っていました。 

 

千葉フォレスト店は今ライフスタジオが行っている企画、8月のクリスマスと言う大人のポートレートでもよく利用している場所になります。 

私もよくその企画に参加していて、よく来ていましたが、どうにも雨男なのか晴天での撮影はおそらく初めて。 

 

この写真はその日の最後の枠にきてくれた兄弟の写真。 

 

この日は妹ちゃんの3歳の七五三記念でした。 

最初は緊張していた妹ちゃん。 

しかし、パパさんママさんやコーディのおかげで時間が経つにつれて緊張も解けて笑顔の写真が撮れていました。 

 

撮影の雰囲気はとてもよかったのですが、私はずっと気になっていることがありました。 

それお姉ちゃんの存在です。 

 

 

今年9歳になるお姉ちゃん。 

年齢的にそろそろ写真を撮るのが恥ずかしくなっていく年頃の女の子。 

 

最初はとてもクールに受け答えをし正直、今日の撮影を楽しんでもらえるか不安に思っていましたが、撮影中、姉の様子を見てみると少し違う感じ。 

受け答えは淡々とクールにしているが、しっかりと妹を見ている。 

 

確信を得たのは兄弟写真の時。 

最初、オーソドックスに手を繋いで立ち写真を撮ろうとした時に、妹が姉の顔を見た瞬間に姉は満面の笑みになったのです。 

 

確かに今のこの時を楽しんでくれている。 

一気に安心感が押し寄せてきました。 

 

そんな姉の様子に呼応するようにさらに笑顔になる妹。 

その瞬間の笑顔は一瞬でしたが、それを見て二人のいまの様子がわかった気がしました。 

 

 

そうして二人の撮影が進みます。 

そこにはしっかり妹をリードする姉の姿がありました。 

 

この写真もお互いのおでこをつけるという指示でしたが姉が妹の腰に手を回し、軽く引き寄せている姿を見せてくれた瞬間、今これがこの姉妹の心の距離を表していると実感しました。

 

 

 

あとはこの二人の被写体を私がいかに綺麗に残すか。 

撮影した時間は、午後の16:30頃。 

西からの強い日差しを彼女たちに背負わせるように位置を決めます。 

 

そして先ほどの指示をお願いする前に自分が地面に寝そべって光の方向にカメラを構えファインダーを覗くとフレアが入っていました。 

昨今のレンズはこのフレアをなるだけ出さないように作られていますが、このフレアというのは時に写真に非現実感を出してくれます。 

この非現実感と姉妹たちの雰囲気を更に発揮させるためアンダー(暗め)で撮影という形になります。 

 

 

 

その瞬間その瞬間、人は成長する中、写真という記録に残し、体験を記憶に残す。 

きっと二人はこれからどんどん成長していき今日の撮影の思い出が薄れていったり、二人の心の距離も変わっていくと思います。 

 

 

しかし、この写真を見てその時の記録や記憶が戻り、二人人生の主人公になっていく事を切に願います。 

 

 

 

 

photo by Nihei     

 coordinate by AYUMI 

written by Nihei 

 

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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