初めてお会いしたのは2022年 その時に「20歳までは撮り続けたい」と仰ってくださってから、毎年お会いしていますね。

また1年後か〜と少し寂しい思いもありつつ、来年まできっとあっという間ですね〜とお話してお別れします。 仲良くなるまでに少し時間がかかるときもあったけど、お会いする度に打ち解ける時間が早くなってきて嬉しいです。

 

お会いする日はいつも晴れ。 1階のメインの部屋にとても綺麗な木漏れ日が差していました。

木漏れ日と同じ方向に寝転んでもらい、昼下がりに日向ぼっこをしているようなイメージで撮影しました。

彼女の全身を入れることで、パパママとの大きさの対比ができ、彼女の幼さと恥ずかしそうにママにくっつく可愛い仕草がわかります。

画角に入れるのはそんな木漏れ日と3人だけ。でもそれだけで一緒にいた空間が暖かかったこと、 ママとパパの視線が彼女に向いていることから、ママとパパに彼女が愛されていたこと、 そして彼女の視線がこちらを向いていることから私たちも一緒に楽しんでいたこと。 そんな様子が伝わります。

家族だけの空間、カメラマンやコーディネーターを感じさせない写真は普段の家族の姿に近くて、それこそライフスタジオが求められる自然な写真と言えます。 しかし、この写真は彼女の視線がカメラを向いていることで、私たちの存在を感じさせる写真となっています。

写真を通して一緒に撮影を作っている私たちも思い出して欲しいというのは厚かましいかもな〜と思いつつ、そんなことを思えるのは、このご家族との暖かい関係性の証明だと思います。

「まなちゃんの働きマンが欲しい」 と言ってくださるママさんならむしろその方が喜んでくれるんじゃないかとすら思ってしまうくらいです笑

彼女が20歳まであと17年！！ どんな形でも彼女が素敵な女性になることをママさんパパさんと一緒に見届けることができたら嬉しいなと思っています。

coordinator by Manami photo by Naomi