店舗フォトジェニック集


Photogenic
scrollable

一歩引いて意志のある姿を

投稿日:2018/9/20

1802 0

無の写真を撮るよね?と言われることがあります。

 

その写真は、伏し目がちで何かに夢中になっている姿を写した写真のことを指しているのだと思います。

私達は、背景を変えながら、75枚の写真を構成します。

場所を移動して撮るはじめの1枚は、インテリアを写すべく、引きの写真で撮られることが多いかと思います。

私もはじめの1枚は、インテリアを広く写した

引きの写真を撮るよう心がけています。

 

被写体の格好を見て、

撮影場所を決め、被写体を誘導します。

その後ある程度ポーズを作ってから

被写体と距離を置いてから、

被写体の目線や表情を

声かけながら崩し、

シャッターチャンスを待ちます。

 

その時、合わせて

カメラの存在を忘れさせ、素の姿を引き出すよう意識します。

 

その方法は、

パパさんママさんの顔を見てもらいリラックスした姿を引き出すこともあれば、

クイズを出し、悩んでいる姿を引き出すこともあります。

また、写真のように、花束を持ってもらい

その花びらの枚数を数えるのに夢中になっている姿を写すこともあります。

共通するのは、意志があること。

私達の作り上げた空間の中に被写体を置きますが、

その中に被写体の意志が存在しなければ、

写真を残すことはできません。

その意志は、視線と表情に表れるため、

声かけやアクションを通して、意志を呼び起こし

私たちが作り上げた空間と

被写体を調和させるよう努力しています。

カメラを向けると誰でも少なからず

表情を作り、硬くなりますよね。

それは、大人と同じで

子供達にも”可愛く写りたい””かっこよく写りたい”という気持ちがあるからだと思います。

私もカメラを向けられると、そのように意識した過去があります。

また、卒業アルバムが配られる度、真っ先に自分がどのように写っているかを

確認しました。

 

子供たちは、飾らなくても

好奇心旺盛で、無邪気なありのままの姿が美しい。

私の撮影スタイルは、

一歩被写体と距離を置いてカメラを忘れさせ、

素の姿を写したいと思っているから

無の写真と言われるのかもしれません。

移動してはじめての一枚を撮る際は、これからも一歩引いた撮影を行なっていこうと思います。

この記事をシェアする

美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

撮影のご予約はこちらから

スタジオ予約

お役立ち情報をお送りします

新規会員登録

Official SNS

  • Instagram
  • sns
  • Instagram
  • Instagram