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★代々木通信 Vol.74★☆★One-to-one×Finder10【pon→yu】★☆★
投稿日:2017/12/3
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今回のぽんのフォトエッセイのお相手は、ゆうちゃんこと金子優。
僕が最もフォトエッセイを書くにあたって恐れていた相手が、彼女だ。
今月彼女が僕に仕掛けてきたフォトエッセイ『そらすひと』。
この内容を踏まえた上で、僕からのアンサーエッセイとしてここに記そうと思う。
僕たちの関係性は、まさに人間と人間、個性と個性のぶつかり合いである。
時は2017年、スタンス違いのスタイルウォーズの火蓋が今ここに切って落とされた...。
ゆうちゃんに出会ったのは、僕が入社してすぐに代々木店で研修を受けていた時のこと。
その時の彼女の印象は、優しく面倒見がいい大人しめなお姉さんと言ったところだったと思う。
しかしこの時の僕は、彼女の本性について知る由もなかった。
僕が代々木店での研修を終えて、大宮店でキャリアを積んでいる最中のある日のこと。
代々木店・大宮店合同で行われているライフスクール(勉強会)で彼女のイメージは一変した。
その頃店舗での個人の取り組みについて一人一人発表する場で、ゆうちゃんは一人一人に鋭いメスで忠告していったのだ。
あれは、もはやアドバイスであるようで完全なる忠告。
その場の空気が凍てついているのが僕には、はっきりとわかった。(思い過ごしだったらすいません。)
LOVE&PEACEでマイペースな僕の性格には、いてもたってもいられない空気感。
そして、迫り来る僕の発表の番。ドックン、ドックンと我の胸の鼓動を感じた。
そして、時間は止まることを知らず悲しくも僕の番が回ってきた。
僕が恐る恐る発表を終えれば、It's a show time!!
ゆうちゃんによるぽんのための査定タイムのゴングが鳴らされた。カンカーン!
おそらく前日から研いでいたであろう言葉のメスやら、パンチやらがぽんに降り注ぐ。
「あ〜ごめんなさい。」「僕が悪いです〜。」「お願いだからそれ以上は言わないで〜。」
と僕の心の声。
もはや、右ストレートで即死状態であったぽん選手にも関わらず、ゆう選手は攻撃を続ける。
しかしながら、その頃行われていた新たな店舗の取り組みの重要性も方向性もはっきりと理解できていなかった僕は、
「あれ?待てよ?なんでこんなに先輩に全体の前で叱責に近い指摘をされている状態なんだ?」と我に帰った。
「あれ、ゆうちゃん以外のみんなはなんで黙ってるんだ?」
そう、完全にその場を仕切り空気感を持って行ったのが他でもないゆうちゃんであった。
ゆうちゃんは言いたいことはその場で遠慮なしに言うスタイルだが、
他のメンバーはというと割と心優しいのか変な遠慮をするのかその場で言えないメンバーが多い。
この時僕は、いじけるとともに完全に開き直っていた。
何を言われても「はい。」としか言えない自分に情けを感じるとともに、ゆうちゃんに憤りさえ感じていた。
それは、なぜかといえば僕にもプライドがあったし、ゆうちゃんが述べる『金子論』を中心に僕自身が判断されてしまったという不甲斐なさを味わっていたからだ。
その日のライフスクールが終わりそそくさと帰ろうとしている僕を、ある人物が呼び止めた。
ゆうちゃんだった。
まさかな状況に「もう勘弁してくださいよ〜。」「争いはもうよしましょうよ〜。」といった気分だった。
ゆうちゃんがフォトエッセイで僕について述べているが、僕は面倒くさいのは本当に避けるし嫌う性格だ。
ましてや、自分の考えをしっかりともっていて、その考えを曲げることを知らないゆうちゃんのようなタイプの人はもっとも避けたかった。
しかし、避けれるわけもなく繰り広げられる放課後の第二ラウンドに僕もゆうちゃんにジャブを自分からも打っていった。
その時、自分の意見や考えを述べることでやっと金子優という人物と向き合うことができた時間だった。
正直最初は、剛鉄の金子論を目の前に自分の意見など通るのかと思ったが、わずかばかり理解してもらえていた気がする。
また、何に対して指摘されていたのかも改めて理解できた時間だった。
それは、もはや考え方についてどう思ったかとかが一番重要ではなく、正直に腹を割って言い合えたことが重要であったと感じた出来事だった。
話を聞けば、ゆうちゃんはこの日みんなのことを思って、敢えて厳しくする立場にたったらしい。
そんな強そうにみえるゆうちゃんは、実はネガティブで弱い人間だという。
こんな日には、家に帰って自分自身を責め、反省するらしい。
人にも厳しく、自分にも厳しいのがゆうちゃんである。
この一連の流れをみてもわかるように、ゆうちゃんという人は人間的にとても熱い人だ。
彼女は自分自身を「会社に必要とされていないのではないか?」とか、「この会社で私に変わる人間などいくらでもいる。」としばしば言っている。
しかし、実際のところ責任感が強く人に対しての厳しさの重要性もわかっていて、仕事に一生懸命な彼女のような存在は必要不可欠だと僕は思う。
また、最近わかったがこの手のネガティブ発言をする時のゆうちゃんは、誰かに褒めてもらいたいただの甘えんぼさんと言うのも理解した。
以外と分かりやすく単純な部分を持っているのもゆうちゃんだ。
ある意味そこが彼女のチャームポイントだと僕は思っている。
彼女は僕のことについて『そらすひと』として表現しているが、
僕にしてみれば彼女は『それるひと』である。
とにかくおしゃべりが大好きな彼女は、黙ることを知らない。
彼女が黙っているとすればコンディションが悪いか、何か言いたいことを頭の中で巡らせているように僕にはみえる。
そして、店舗で朝行う会議や日々の通勤途中の会話の内容は彼女の一言で180度違う内容になり、話の筋がそれる。
そう彼女は、話を脱線させがちな「脱線の女王」である。
例えば何か一つのことを話していれば、「そういえばさー」とか「話が変わるんだけど」とか、「昨日テレビでさー」とかの前振りで大体話がそれる。
「で、何の話だったけー」「ごめん!また話がそれた!」と言うのがいつもの光景。
また、「前にも話したかもしれないけど」の前振りがあれば大抵前にも聞いた話が繰り広げられる。
誰に何の話をしたかを覚えていないぐらいに、口が先に動くようだ。
しかもすごいのが、相手が同じ話を聞いたことがあるのがわかったとしても話し出した手前、その話を最後まで話しきる。
同じ話を聞いたことがあっても、すごく楽しそうに話しているゆうちゃんを見ているとその口を封じることができなくなってしまう。
よくすーさんと僕で「今の話、何回目?」という確認をしあって楽しんでいる。
ゆうちゃんという人は、人としての癖が強い分とても知れば知るほど面白い人物だなと僕は思います。
しかし、その癖を知ることができたのも同じ職場の同僚として過ごす縁があったからこそ。
お客様やキッズにはただただ、笑顔が素敵な優しいお姉さんで通っているはずです。
また、服のコーディネート技術も探求もかなり行っているスペシャルコーディネーターでもあります。
しかしながら、たまに向けられる僕ぽんへの視線はいまだ厳しいものがあります。
しかし、その厳しさがあって今の僕があります。
これからも、厳しく...ではなく、お手柔らかにぽんをよろしくお願いしますね!ゆうちゃん^^
model: Yu
photo: Pon
僕が最もフォトエッセイを書くにあたって恐れていた相手が、彼女だ。
今月彼女が僕に仕掛けてきたフォトエッセイ『そらすひと』。
この内容を踏まえた上で、僕からのアンサーエッセイとしてここに記そうと思う。
僕たちの関係性は、まさに人間と人間、個性と個性のぶつかり合いである。
時は2017年、スタンス違いのスタイルウォーズの火蓋が今ここに切って落とされた...。
ゆうちゃんに出会ったのは、僕が入社してすぐに代々木店で研修を受けていた時のこと。
その時の彼女の印象は、優しく面倒見がいい大人しめなお姉さんと言ったところだったと思う。
しかしこの時の僕は、彼女の本性について知る由もなかった。
僕が代々木店での研修を終えて、大宮店でキャリアを積んでいる最中のある日のこと。
代々木店・大宮店合同で行われているライフスクール(勉強会)で彼女のイメージは一変した。
その頃店舗での個人の取り組みについて一人一人発表する場で、ゆうちゃんは一人一人に鋭いメスで忠告していったのだ。
あれは、もはやアドバイスであるようで完全なる忠告。
その場の空気が凍てついているのが僕には、はっきりとわかった。(思い過ごしだったらすいません。)
LOVE&PEACEでマイペースな僕の性格には、いてもたってもいられない空気感。
そして、迫り来る僕の発表の番。ドックン、ドックンと我の胸の鼓動を感じた。
そして、時間は止まることを知らず悲しくも僕の番が回ってきた。
僕が恐る恐る発表を終えれば、It's a show time!!
ゆうちゃんによるぽんのための査定タイムのゴングが鳴らされた。カンカーン!
おそらく前日から研いでいたであろう言葉のメスやら、パンチやらがぽんに降り注ぐ。
「あ〜ごめんなさい。」「僕が悪いです〜。」「お願いだからそれ以上は言わないで〜。」
と僕の心の声。
もはや、右ストレートで即死状態であったぽん選手にも関わらず、ゆう選手は攻撃を続ける。
しかしながら、その頃行われていた新たな店舗の取り組みの重要性も方向性もはっきりと理解できていなかった僕は、
「あれ?待てよ?なんでこんなに先輩に全体の前で叱責に近い指摘をされている状態なんだ?」と我に帰った。
「あれ、ゆうちゃん以外のみんなはなんで黙ってるんだ?」
そう、完全にその場を仕切り空気感を持って行ったのが他でもないゆうちゃんであった。
ゆうちゃんは言いたいことはその場で遠慮なしに言うスタイルだが、
他のメンバーはというと割と心優しいのか変な遠慮をするのかその場で言えないメンバーが多い。
この時僕は、いじけるとともに完全に開き直っていた。
何を言われても「はい。」としか言えない自分に情けを感じるとともに、ゆうちゃんに憤りさえ感じていた。
それは、なぜかといえば僕にもプライドがあったし、ゆうちゃんが述べる『金子論』を中心に僕自身が判断されてしまったという不甲斐なさを味わっていたからだ。
その日のライフスクールが終わりそそくさと帰ろうとしている僕を、ある人物が呼び止めた。
ゆうちゃんだった。
まさかな状況に「もう勘弁してくださいよ〜。」「争いはもうよしましょうよ〜。」といった気分だった。
ゆうちゃんがフォトエッセイで僕について述べているが、僕は面倒くさいのは本当に避けるし嫌う性格だ。
ましてや、自分の考えをしっかりともっていて、その考えを曲げることを知らないゆうちゃんのようなタイプの人はもっとも避けたかった。
しかし、避けれるわけもなく繰り広げられる放課後の第二ラウンドに僕もゆうちゃんにジャブを自分からも打っていった。
その時、自分の意見や考えを述べることでやっと金子優という人物と向き合うことができた時間だった。
正直最初は、剛鉄の金子論を目の前に自分の意見など通るのかと思ったが、わずかばかり理解してもらえていた気がする。
また、何に対して指摘されていたのかも改めて理解できた時間だった。
それは、もはや考え方についてどう思ったかとかが一番重要ではなく、正直に腹を割って言い合えたことが重要であったと感じた出来事だった。
話を聞けば、ゆうちゃんはこの日みんなのことを思って、敢えて厳しくする立場にたったらしい。
そんな強そうにみえるゆうちゃんは、実はネガティブで弱い人間だという。
こんな日には、家に帰って自分自身を責め、反省するらしい。
人にも厳しく、自分にも厳しいのがゆうちゃんである。
この一連の流れをみてもわかるように、ゆうちゃんという人は人間的にとても熱い人だ。
彼女は自分自身を「会社に必要とされていないのではないか?」とか、「この会社で私に変わる人間などいくらでもいる。」としばしば言っている。
しかし、実際のところ責任感が強く人に対しての厳しさの重要性もわかっていて、仕事に一生懸命な彼女のような存在は必要不可欠だと僕は思う。
また、最近わかったがこの手のネガティブ発言をする時のゆうちゃんは、誰かに褒めてもらいたいただの甘えんぼさんと言うのも理解した。
以外と分かりやすく単純な部分を持っているのもゆうちゃんだ。
ある意味そこが彼女のチャームポイントだと僕は思っている。
彼女は僕のことについて『そらすひと』として表現しているが、
僕にしてみれば彼女は『それるひと』である。
とにかくおしゃべりが大好きな彼女は、黙ることを知らない。
彼女が黙っているとすればコンディションが悪いか、何か言いたいことを頭の中で巡らせているように僕にはみえる。
そして、店舗で朝行う会議や日々の通勤途中の会話の内容は彼女の一言で180度違う内容になり、話の筋がそれる。
そう彼女は、話を脱線させがちな「脱線の女王」である。
例えば何か一つのことを話していれば、「そういえばさー」とか「話が変わるんだけど」とか、「昨日テレビでさー」とかの前振りで大体話がそれる。
「で、何の話だったけー」「ごめん!また話がそれた!」と言うのがいつもの光景。
また、「前にも話したかもしれないけど」の前振りがあれば大抵前にも聞いた話が繰り広げられる。
誰に何の話をしたかを覚えていないぐらいに、口が先に動くようだ。
しかもすごいのが、相手が同じ話を聞いたことがあるのがわかったとしても話し出した手前、その話を最後まで話しきる。
同じ話を聞いたことがあっても、すごく楽しそうに話しているゆうちゃんを見ているとその口を封じることができなくなってしまう。
よくすーさんと僕で「今の話、何回目?」という確認をしあって楽しんでいる。
ゆうちゃんという人は、人としての癖が強い分とても知れば知るほど面白い人物だなと僕は思います。
しかし、その癖を知ることができたのも同じ職場の同僚として過ごす縁があったからこそ。
お客様やキッズにはただただ、笑顔が素敵な優しいお姉さんで通っているはずです。
また、服のコーディネート技術も探求もかなり行っているスペシャルコーディネーターでもあります。
しかしながら、たまに向けられる僕ぽんへの視線はいまだ厳しいものがあります。
しかし、その厳しさがあって今の僕があります。
これからも、厳しく...ではなく、お手柔らかにぽんをよろしくお願いしますね!ゆうちゃん^^
model: Yu
photo: Pon
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