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新百合ヶ丘店
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投稿日:2021/10/1     更新日:2022/6/18

1980 0

「3人家族になるまで」

 

素敵なご夫婦に出会いました。

お写真を撮影されるのは結婚式以来なんだとか。

確かに考えてみると人生で写真スタジオでの撮影は何回あるでしょうか。

特に大人は。

私は、スタジオで写真を撮るという考えのない家庭で生まれたので成人式の写真だけがスタジオでの撮影でした。

それも先輩のお気遣いで叶えることができました。

 

意外と大人の方が恥ずかしい感情が大きいと思います。

求める表情や写りが被写体自身にあり、大人なりの写りへの悩み、こだわりがたくさんあるはずです。でもそこを会話や被写体の何気ない仕草で読み取ってもっと距離を詰められるのが大人の撮影でした。

子供とは遊びや楽しい話で仲良くなれます。

大人とはどんな会話をしたらいいのでしょう。

あるフォトジェニックで大人の撮影は後ろ姿からスタートするという文があり、すごく納得しました。私だったらと想像して理解し、共感できました。

その気遣いを私もできるのか撮影前に考えて入ります。

 

こちらのご夫婦は愛情表現が羨ましいくらいお互いに行き来しているご夫婦でした。

会話の中で私は何回いいなあと言ったことでしょうか。

そんなお二人の出会いから結婚まで、結婚から今までをインタビューのように、

これから産まれるお子様への思い、これからのことの想像、

たくさんの気持ちやお話を聞かせてもらいました。

ご夫婦の周りのお友達もお子様が生まれている家庭が多いみたいでたくさんの情報を教えてくださり、調べているつもりでもまだまだ知らないことたくさんあるなあと勉強になりました。

冗談が行き交う撮影はとても楽しく、またそれに乗ってくださるお二人に本当に感謝でした。

 

写真に写っているお花はママさんからの「お花を持って撮りたい」というリクエストからでした。

スタジオにはドライフラワーの花束、造花の花束、1輪の花たくさんありどれにするか悩んだ結果、私はママさんに黄色の1輪のお花を提案しました。

そこからポーズを悩みます。

パパさんママさんひとり1輪持ってもらい、お花が自分自身(被写体)というイメージで想像してみました。

まずは自分と向き合うという意味で1輪のお花を見つめてもらい、そこからお互いのお花を近づけて見つめてもらいました。

次は、そのお花をお腹に当ててお腹を見つめる図を撮影しました。

流れは想像した通りにパパさんママさんが動いてくださったので思った通りの写真が撮影できたと思います。

この写真は私のイメージの中で御夫婦のストーリーのスタートの1枚目になります。

モノクロにした理由。

この写真に関してのモノクロは色がないのではなく、色を被写体のご夫婦に想像して欲しかったのでモノクロにしました。

お子様が生まれてまたお会いすることができたらどんな色を想像したのか聞きたいです!

きっと素敵な色に決まってます。

shinyurigaoka

photo&write  by gahee

coordinate by kobayashi

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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