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下関店
scrollable
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投稿日:2015/9/25
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なぜ、人は写真を撮るのでしょう。
写真は自己表現する手段であるようで、
それでは自己中心的でどこか私の中では納得ができません。
ゼロではないのですが。
写真を撮るには撮る人によって他の見方もあると思うんです。
個人的な部分もあれば対人と共有する部分。
共有することで世界観や人、ストーリーを知って、
生きることを感じ考え、人生をどう生きているのか、生きていくのか、
またそれを共感することや確認してもらえることを
私も知ることができます。
私は何も出来ないけれど、
私の一部をだれかの人生に少しでも残せたら嬉しいなと思っています。
それが今は写真から
経験だったり、
言葉だったり、
感情だったり、
距離だったり、
温度だったり、
時間だったり、
一瞬でも良いので自分自身のことや子供達、家族、
人を理解するヒントを感じて受け取って欲しいのです。
それが私の想う写真を撮る理由であり、残して欲しい理由でもあります。
私が生きる理由にも繋がっているような気がします。
写真を撮ることを仕事として選択していますが、
それが私の人生においての最重要なことだとは考えておりません。
私は何も出来ないけれど、
ただただ存在するよりも写真というツールに助けられながら
私ではないだれかの人生に少しだけお邪魔して、大きくても小さくても何かを残したい。
今、誰といて何処で何をして何を感じているのか?
大切なものは?守りたいものは?愛しているものは?
この世界でもっとも最小単位である「人」を身近な場所で残せることが
写真の素晴らしいところです。
人が写真を撮る理由は1つではありません。
写真にはいろんな意味があるからこそ、大切でおもしろい。
より身近な空間でより身近に感じることができる場所になれるように。
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