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大阪1号店
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Photo-人と共に成長していく
投稿日:2017/6/4
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可愛いもの、愛おしいものを傷つけてしまうことがある。
大好きすぎて、大切すぎて、気持ちが高ぶれば高ぶるほどに。
そんな自分をどうすることもできず、ただただ戸惑い、傷つく。
彼はまさにそんな毎日を過ごし、大人になっている最中だった。
ある日突然、目の前に現れた妹。
小さくて、可愛くて、触りたいけど、泣かせてしまう。
どう触れていいのかわからない様子で彼は戸惑っていた。
人は人と共に成長していく。
誰かと出会い刺激を受けることで、新しい自分に成長していくのだ。
人と出会い、変化していく自分を怖がらず、
彼のように生きていきたい、
そう思いシャッターを切った。
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可愛いもの、愛おしいものを傷つけてしまうことがある。
大好きすぎて、大切すぎて、気持ちが高ぶれば高ぶるほどに。
そんな自分をどうすることもできず、ただただ戸惑い、傷つく。
彼はまさにそんな毎日を過ごし、大人になっている最中だった。
ある日突然、目の前に現れた妹。
小さくて、可愛くて、触りたいけど、泣かせてしまう。
どう触れていいのかわからない様子で彼は戸惑っていた。
人は人と共に成長していく。
誰かと出会い刺激を受けることで、新しい自分に成長していくのだ。
人と出会い、変化していく自分を怖がらず、
彼のように生きていきたい、
そう思いシャッターを切った。
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ライフスタジオにはインテリアがある。
インテリアの中で撮影する際は、水平垂直が整っているかが、重要なポイントの一つになる。
しかし、この写真は左に下がるように、水平線を曲げている。
彼の感情を表現する為に、あえて斜めにしているのだ。
戸惑う彼の気持ちに彼自身スルスルと吸い込まれていくように。
インテリアがないのもポイントの一つ。
一見、重力がどこに向かっているのかわからない写真になっている。
真っ白な空間で彼らが浮遊しているように。
画面の色を統一することで、彼の髪の毛にまず目がいくようになっていて、
指しゃぶりする仕草や目の前に横たわる妹へと視線は誘導されていくはずだ。
あくまでこの写真の主体は兄である彼なのだ。
妹のオムツ撮影中に、ソワソワする兄を見つけ、撮影に参加するように誘った。
最初は妹の上から覗き込むように顔を近づけてもらったが、
思い通りにならない妹に戸惑い、離れてしまった。
そして、この態勢へ。
その時、私の目には彼がとても人間らしく見え、彼の今がとても現れているように感じた。
妹との距離感はとてもリアルで、カメラマンとして写真に残さなくてはならないと使命感すら感じた。
真っ白な空間で、透き通るほどの彼らは、大人になる為に浮遊していた。
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