「らしさ」をポージングを通して表現することにした。
ポーズをとることは、非日常。
だからこそ「らしさ」を強調させることが出来る。



スポーツをしている体は引き締まっている。みんな足はモデルのように綺麗だった。
お姉ちゃんは恥ずかしがりや。
妹の愛嬌。
ママは前回同様、モノトーンの洋服でとてもおしゃれだった。

話をしながら家族写真の衣装を決めおわると、ママが「大好きなテイストだわ」と一言。
ママを中心としたこの家族らしい服装に変身完了。

衣装と家族の雰囲気を見て「３人の女性」として家族写真を撮影した。




家族写真を撮影するときは、家族の中での役割が明確に分かるように撮影することが多い。
まだ小さな弟を抱っこするママ、そんなママの腕につかまるお兄ちゃん、３人の後ろから包み込むように優しく抱きしめるパパ。このように、親として子どもを見守る姿だったり、親に甘える子どものように、親と子という家族の関係性を重要視し、写真でそれが表現されるように意識する。親子の関係が写真で分かるようにポージングしていく。この家族にもその様な関係性ももちろんあった。しかし、それも表現しつつ、私にはもう一つ表現したい彼女たちの一面があった。これが似合うんじゃないか、これどうかななどと話している姿はまるで女友達のように見えた。


おしゃれに敏感な年頃にさしかかった娘はファッションリーダーのママにファッション雑誌で手ほどきを受ける。(読んでる本はLIFEだが…)お姉ちゃんとママの足は美しく見えるように、まだあどけなく愛嬌がある妹の足は可愛らしく。ママを頼るように寄り添う姿はとても美しかった。親子であり、女友達である彼女たちの家族写真が出来上がった。



 

Camera:IKUYO
Coordinator:YOSHI

194399