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十三参り

投稿日:2024/7/28     更新日:2024/7/28

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【十三参り】

十三参りの始まりは平安時代。当時の天皇が、京都の嵐山の法輪寺で成人の儀式を行いました。このときの年齢が13歳だったため、13歳でお参りに行くのが風習となったと言われています。
数え年の13歳は、生まれてから干支が一周するタイミングです。
七五三などでは子ども用の着物を着ますが、十三参りで着るのは大人と同じ「本裁ち(ほんだち)」のものです。大人用のサイズの着物なので肩上げをして着用し、十三参りが終わったら肩上げを外します。

 

4人きょうだい、唯一の女の子。

お母さまが13参りで着ていたお着物を着用されました。

この日はお祖母様もご来店され、お着物について、お詣りについて、思い出話を聞かせていただきました。

実は数日前に、骨折してしまったと連絡があり、キャンセルする流れでした。

ママがそのことをご本人に伝えると、なんで!!撮影したかったし、着物着たかったのに!!と言われたそうです。そこまでして着物を着て撮影したいという気持ちが私はとても嬉しくて、これはカメラマンとしての腕が鳴る~!!とワクワクしながら撮影に入りました。ギプスをはめている為、不自然に見えないよう撮影することに努めたことはもちろん、彼女の凛としたたたずまいと落ち着いた性格が写真から伝わるといいなぁと思いました。

 

 

逆光で撮影することにより、やわらかい光が被写体を包み込み、大人の女性らしい雰囲気にしています。

昔で言う成人の儀式である十三参り。

大人の1歩を踏み出す、子供と大人の間の魅力的な姿を美しく残せるように、ポージングもこだわりました。

横向きで女性らしい体のラインが出るように、手を振ることで子供らしいあどけなさを出しています。

前ボケで奥行き感、3分の1の場所に被写体、障子の格子を垂直に整えることで、写真全体に安定感を持たせています。

 

 

十三参りをする時期は、お子さまが心も体も大きく成長していく時期と重なります。伝統行事として馴染みのない方もいるかもしれませんが、お子さまの人生の節目として、今後の成長と健康を願うご家族が増えるといいなぁと感じます。

 

 

 

 

Lifestudio Osaka1st

Photo & Write by Iku

Coodinator by Nau

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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