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大阪1号店
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柔らかさを

投稿日:2019/2/20

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Osaka 1st Photo

Photo by Lisa

 

ほかほか干したての布団

 

小さい頃に食べたお祭りのふわふわ綿あめ

 

降り積もった新雪

 

焼きたてのよく伸びるお餅

 

アツアツで食べる大阪のたこ焼き

 

プニプニムチムチの赤ちゃん

 

私の母の手

 

 

 

私が「柔らかい」と感じるものには幸せが詰まっている。

 

 

 

この仕事をしていて、「写真」という商品を提供しているが、

「幸せ」も一緒にお渡ししたい、と常日頃心掛けている。

 

私が幸せを感じる「柔らかいもの」と「写真」を繋げることはできるのか。

 

 

 

「写真」は触ることができない。

 

紙にプリントしても、そこから実際の声が聞こえてきたり、触って体温を感じたり、匂いがするわけではない。

 

写真は写真であって、5感のうち、視覚で見るものである。

 

けれど撮り方の工夫や、撮影の雰囲気など、

記録方法と思い出によって、視覚以外の5感を働かせることができると私は思う。

 

 

 

よく晴れた日。

暖かく気持ちの良い陽がスタジオを照らす。

 

まずは、その環境だけに幸せを感じていた。

 

この1つの条件を広げて、柔らかさを伝える写真を、

幸せを感じられる写真を撮ろう、そう思った。

 

それにあたって今回工夫し、使用したもの。

 

「光」

「布」

「白」

 

そして、「君」

 

たくさんの量の逆光を使って、明るく柔らかい光を。

 

質感が感じられるベッドの上の無造作な布。

そこに光を当てて前ボケを作って。

 

主張をしない白い衣装でバランスを整えて。

 

「君」の澄んだ優しい瞳と、リラックスした仕草。

 

全てを調和させることで柔らかさを伝えたかった。

 

 

 

9歳の男の子はカッコよく、硬く強いイメージで撮らなくてはいけない?

そんなのは固定概念だ。

 

君のように優しく穏やかな雰囲気を持った子だっている。

 

この写真は、君だから表現できた柔らかさ。

 

 

 

柔らかさの伝わる写真から、温かさを、そして幸せを。

 

写真を見て、視覚以外で伝えることができただろうか。

 

答えは受け手次第であるが、

君に伝わっていたら一番嬉しく思う。

 

私の為の写真ではなく、君のために、なったのであれば私は幸せだから。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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