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大宮店
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#313

投稿日:2017/10/5

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自然なる態度(ポーズ)に出会う為に
 

自然なポージングは、おおよそは相手が無意識なときに訪れる。

極端なことだが、被写体も含めた私たちが撮影を忘れてしまえば、無意識の入り口に立つことが出来るだろう。

しかしそこに近づくためには、何百何千と撮影をし、慣れて熟練するか、

「私」なく相手の性に従う技術を身に着けるしかない。

虫のように無意識でない私たちは、慣れて安らぎ、忘却して無意識になるよりほかないのかもしれない。

しかしまだまだ私たちは忘却して無意識になることは難しい。その道のりは長く険しい。

だから日々の撮影をこなし熟練し、多角的な技術を手に入れていくのが先決かもしれない。 

 

今回は、撮影の中でどのようにして、被写体の自然なポージングに出会えるのかを簡潔にまとめたい。

あまり得意ではないが、技術的な話をしよう。そして新たな秩序を自分の中につくろう。

 

Point 1 重心

撮影に安定感を持ちたいならば、”重心”について心得なければならない。

写真の構図の中でも重心はとても大切な要素だが、それ以上に被写体の重心には気配りをした方が良い。

いかにも壊れそうな高さのある椅子に座らされるのを想像してみよう。落ち着くことなんて出来ないし、椅子に座ることだけにしか意識が向かない。重心が不安定であったり、定まらない状態で自然なポージングには出会えない。まずは、被写体に重心をあずけてもらうことが必須だ。とくに撮影に意識が向きすぎていたり、緊張状態の被写体は重心をあずけられないことが多い。できるだけ重心をあずけられるような声がけや誘導ができたらいい。

 

Point 2 曲線

自然界には曲線を描いたものしかない。直線は人為的であり不自然だ。

そして直線的なものには緊張感があり、ライフスタジオで求められる撮影や写真の多くはその真逆のもの。

ゆるやかな曲線は、やわらかさ、穏やかさ、安心感、かわいらしさなど様々な印象を与える。

そしてリラックスして自然体である被写体ほど、心も身体も曲線になっている。

緊張した被写体ほど、身体は固くなり直線なかりの某人間になっている。

”写真が固い”といわれるのは、写真が直線ばかりでできている可能性がある。

 

Point 3 非対称

対称なものや人に対して、誠実さ、美しさ、安定感を感じ、見ていてすっきりとした気持ちよさも感じる。

しかし自然界には対称なものはほとんどない。対称では人為的であり不自然なものであるから、それはポージングにもいえる。

日本人の美意識からすれば、対称的すぎるのは活気がなく、かえって歪んだ茶器のようにわざと「崩す」ところに価値を感じるところがある。「非対称」なほうが柔らかい印象を与えるし、もっと無為自然な姿になるのではないでしょうか。

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