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大宮店
La Vie en Rose
投稿日:2024/7/7     更新日:2024/7/8
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Life Studio Omiya
La Vie en Rose はフランス語でバラ色の人生という意味です。本質的には人生をバラ色の眼鏡を通して見ることを意味します。
ポジティブな姿勢や見方で生活し、初めて恋に落ちたときのように、日々の中に美しさを見出そうとします。
今回ハーフ成人とう節目でもあり、これを彼女にとって良い記念にこの先成人になるまでの
10年も素敵でありますようにの気持ちを込めて、
彼女が選んだ袴の雰囲気に合わせて、La Vie en Roseというものをテーマにしてみました。
彼女が選んでくれた袴はこの先にも写真として残る。
確かに袴とういうもの自体は日本にしかない和のものではあるが、
撮り方によってまたは持つ小物によってテイスト自体を変える事は可能である。
元々選んでくれたものはどちらかというとモダンな柄ではある。普段ならばこちらを選ばれた時はボタニカルのインテリアで撮るが、
あえてグレーの何もない背景で撮りました。その理由はこの子とこの子が持つお花の影でこの子の存在感を表したいからだ。
シンプルなグレーな背景でも、影が出ることでより写真には立体感私が今回この写真でいう「存在感」。
彼女の背中には白い明るい光を照らした。この10年間彼女を支えた周りの人のサポート、
そして反対側にはこの先も彼女には暖かい光が待っているという意味
でオレンジライト。彼女が10年間大事に育ったのを表したくて、包まれているように撮ってみた。
彼女の性格自体は明るいけど、10歳という節目で少しお姉さんっぽくなった彼女の成長を残したかった。
このお花の色は今回あえて淡い色でなく、落ち着いているけど目立つ色にした。それは彼女の成長の証。
カメラマンとして私にできるのは、彼女の素敵な存在を写真として残すこと。
ただただ残すだけではなく、それは意図的に雰囲気も変えながら、色々考えて、拘って残す事。だからこそ、
この10歳記念という大事に節目に着る袴選びも人生にはその日、一度しかない。今の彼女の好みに応えるには、雰囲気もそれっぽく
撮る事だと思った。大事な大事なその選択を私も大事に残さないといけないのだ。
私は今回彼女の影に拘ったが、お花を持っている影に拘った。
それは「女の子」というより一人の「女性」としての彼女を写真に残したかった。
影に拘っても、彼女らしい明るい性格を残したくあえて暗い写真ではなく、
明るい写真でありつつも彼女の「存在感」影を表してみたこの一枚になった。
彼女にとってこの先の成人まで素敵、そして優しさに包まれますように。
Photo and write by: Meme
Coordi by: Koko & Pei
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