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大宮店
memories No.37 ただ楽しいと思えること。
投稿日:2019/9/1
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記憶に残る写真、
音や声が聞こえて来そうな写真、
感じる写真、
こんな1枚を撮りたいと思う写真、
色々ある。
その全部がこの写真には含まれていると思った。
この写真が好きだと。
ただ、みんなが「楽しかった」と思える撮影がしたい。
それが、カメラマンとしてでも、コーディネーターとしてでも。
最近思うことは、「楽しかった」と言ってもらえた時の嬉しさほど、この仕事をしていて良かったと思う瞬間はないと思う。
カメラマンとして、写真を喜んでもらえるのは、もちろんの事だが…
カメラマンとしてだけではなく、コーディネーターとしてもその撮影を楽しみたい。
自分が楽しまないと、撮影なんて楽しくならないよと、すーさんが言っていた事をこの撮影で思い出した。
最終枠の西日が眩しい時間。
緊張しがちの弟くんと、優しいしっかり者のお姉ちゃんを連れ庭に出た。
タライの中には水。
バケツの中にも水。
少し離れた所から、コーディとして入っていた私がホースで水を降り注ぐ。
タライの水を足でバシャバシャしたり、
バケツの水を頭からかけたり、
2人がキャーキャー言う中、私もびしょぬれになりながらホースで水を2人に向けて発射。
終始叫び声と、笑い声が途絶えない撮影。
そして、撮影終盤。
カメラマンの上さんが「タライの中に背中合わせになって入って座って~」の一言。
お尻をつけた2人は、冷たさに笑い、
そんな2人に私はまたしても、ホースで水を降り注ぐ。
きゃーと顔を背ける2人に、
「手を広げて、上を向いてー」と笑いながら言う上さんのスパルタな一言。
お姉ちゃんはその通り上を向いて手を広げるが、弟くんは頑張って上を向くも、冷たい水が顔にあたり、ぎゅっと目をつぶり顔を背ける。
そんな一瞬の出来事を、上さんが切り取った。
楽しかった撮影が思い出される最高の一枚。
撮影終わりにスタッフルームに戻り、上さんから「楽しかったね」の一言に、「楽しかったですね!」と興奮気味に答える私。
そして、帰り際、「楽しかった!また来たい!」と言ってくれた2人とパパさんママさん。
楽しかったのは、私だけじゃなかった!2人も、パパさん、ママさんも、上さんも同じ気持ちだった事に嬉しさがこみ上げた。
ただ、「楽しかった。」それが最高の一枚と、最高の思い出になるのだと思う。
よし、今日も楽しい撮影をしよう。
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