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大宮店
ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日
投稿日:2013/6/29
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僕は妻から一番の魅力として言われてるのが(今もそう思っているのか分からないけど。。)
「無人島でも生き延びそうな感じ。」
多分、周りのものを使いこなす器用さ、生活力などを言っているのだと思う。
僕もいつかはなんだかの事故により無人島に漂流したとなったら、、根拠はないけど立派に生き残れる自信がある。
子供のごろからもし一人になったらどういきようかなどを妄想したりしていたが、今回のこの映画では更に過酷な状況として太平洋の真ん中、しかもいつ自分に襲ってくるかもしれないトラがいるということ。
自分だったどう生きのびただろうか?と感情移入すると手に汗が。。。 ^^
インドで動物園を経営していた主人公一家は、新天地を求めて動物とともにカナダに移住を決断。しかし貨物船は太平洋を北上中に海難事故に遭い、16歳の少年パイが人間では唯一の生存者となる。彼はライフボートでオランウータン、ハイエナ、シマウマ、ベンガルトラと過ごすことになる。
弱肉強食の自然の原理により唯一生き残ったトラと227日間漂流しなが、であう様々な経験がファンタジー的に画かれた作品だ。ヘミングウェイの「老人と海」で感じた海がもたらしてくれる感動を、またさらに想像力豊かに映像化したような感じ。
まずはその過酷な状況でも冷静に自分の状況とトラを分析しながら、問題を解決していくずぶとい勇気を感じた。周りにトラみたいな自分になつかない人がいる時、その人に自分を合わせて、その人を自分を理解させる努力などによって自分が成長したり、自分の苦手なところをきずかせてくれる存在でもあるという「関係性」で結ばれているという事。
トラに襲われる危険性はあったけど、トラを克服することによってまたさらに成長するという成長物語でもある。
いつのまにか地球では一番知能が発している人間が地球を支配しているようになったけど、
じつは動物たちも同じく地球に「共存」しているという事。もしかしたら人間が生まれる前からいた生命体が存在していた、地球に住まわせてもらっているのが人間なのかもいしらないと思った。
だとしたら今の人間中心的な地球の住み方はどうなのだろうか?
227日間も一緒に生死の苦難を共にしたトラの最後の別れ方には少し寂しさを感じるけど、人間も動物もみんなそれぞれ違う生き物だという事。
僕達は何かと巡りあう為に生まれ、その何かとの出会いと別れの寂しさがせんスティブに画かれているように感じだった。
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