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大宮店
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Photo41-感情
投稿日:2012/9/11
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久々店舗に戻り、久々カメラを手にした。
自転車を乗るのと同じく、1ヶ月ぶりの撮影でも体の五感と感覚はいい感じに「撮りたい!」という意欲であふれていた。
しかしカメラマンにとってずっと同じ写真を撮り続けることは創作ではなくただの機械みたいに労働になってしまうときがある。
新しいものを試すものの、誰もほめてもくれないし、叱ってもくれない。
自分で刺激を与えながら、向上していかないといけない僕らはアーティストなのだ。
昨日とは違う何かを常に試して失敗してへこんだり、成功して自我自賛する日々が続く。
写真は瞬間に撮られるものでありながら、瞬間を切り取る技術でも、マジックでもない。
詩人の脳を遮る一筋の「感情」が一つの詩になるように、
カメラマンの目を横切る一瞬の光が一枚の絵として生まれる。
カメラマンが追求する「決定的な瞬間」とは、一瞬で通りすぎる物理的瞬間ではなく、
存在の意味がカメラマンの内面と出会う心理的な瞬間でもある。
この一枚の写真は最近の私の心理状態を良く表している。
薄暗い曇りを駆け抜けてたどりついた「希望」のような光と笑顔。
前が曇って見えなくよく分からなくても、この少年のような笑顔で「今」という瞬間スポットライトあびながら「今」を生きて行きたい。
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