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親知らず

投稿日:2011/9/10

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昨夜親知らずを抜いた。

普段病院とは縁がない僕で、人生で4回目ぐらいの麻酔をしてペンチで歯を抜いた。

血だらけの口で、抜き取った「親知らず」を片手に、麻酔の不思議な気持ちを感じながら歩く夜道が妙にも悲しく。。。

っていうか! 親知らずって何???思いネット調べたら「親知らずは上下2本ずつあり、人によっては生えたり生えなかったりするが、もともと固い木の実や火を通していない生肉などを食べていた原始時代の頃に必要とされていた歯である。
現在は柔らかい食べ物を食べるようになったために、あごの形が小さくなり、親知らずが生えるスペースがなくなってきたため、隣の歯を圧迫したり、おかしな向きで生えてきたりと、厄介者になってしまったのである。」らしい。

いらない歯だかとるのが当たり前だと自分に言い聞かせた。

 

韓国では親知らずの事を「愛歯」と言う。

その語源は愛を知るごろ出てくる歯という意味もあり、場合によっては失恋の痛みのような痛みを伴うこともあり「愛歯」と呼ぶらしい。

 

日本では「親知らず」だが、この言葉の由来にはふたつあって、ひとつは、親が子供の歯に関心をもたなくなってから生えてくる歯だからという説と、親が亡くなってから子供の歯に生えてくるからという説がある。後者については、人生50年といわれていた昔、親知らずが生えてくる20歳前後では、親はすでに他界している場合が多かったために有力と考えられた。

 

そして西洋では「智歯:Wisdom tooth」と意味で呼ぶらしいが、それは成人になりやっと知恵が身に付くごろ出てくる歯と意味でWisdom toothと呼ぶらしい。

 

国によってさまざまな言い方をしているが、どこも共通しているのは大人になって知恵がついて恋をするごろに出てくる歯と意味のようだ。

 

3年前、嫁も親知らずを抜いて、血だらけの口で泣きながら寝たらしいが、僕はまったく覚えていなかった。僕が痛いといってるのを見て「3年前私が痛いと言ってた時は、関心もなかったくせに。。。」と言われ、少し申し訳ない気持ちになった。

人は自分は経験してないものに関して「思いやり」が出来ないのかなと思って、3年前の自分をすこし反省した。

でもやさしい嫁は今日家に帰ったらやさしくしてくれるはず。。。 そう、やさしい嫁だから。。。

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