ライフスタジオの大阪1号店の工事で感じたこと。　

 

静かな住宅街に響く電動工具の騒音。

あちこちに散乱してある木材と工具。

息も吸えないほどの木くずのホコリと汗まみれで。

窓以外は何もない無の空間で、写真に美しく映し出されそうな光を羅針盤にしながら、

無から有を生み出しく行くインテリアを創造する作業は苦悩の連続。

 

壁を立てて、構造を作り、光を作り、素材を作り、色を作り込む。

点と点が集まり線になり、　

線と線が集まり面になり、

面と面が集まり空間になる。

 

その空間は人の情熱と温もりで「美しさを表現して、思い出を記録する、遊びの空間」に生まれ変わる。

そして、僕は自分は自分達の職種をちょっと、大げさだけど、こう定義したい。

 

「職業：写真で人を喜ばせる総合芸術家」

 

目に見えないすべての努力は

[お客様を喜ばせる一枚の為に。]

[お客様の人生を少しでもいい方向に変えるかもしれない、その1枚の写真の為である。]