組織を分析する７S

「また何かが変わった」、「方針がまた変わった。」などと不平不満を漏らす人々に一緒に考えてみたい資料である。

生命が地球の歴史と共に過酷な自然環境から生き残る為に進化なしとげながら生き残ってきたかのように、

企業が常に変化や発展を繰り返すことは、過酷なビジネス環境、時代の変化から生き残る為には日々変化するしかないとのことだ。

今のままに安住しようとする組織は時代と共に去っていくのだろう。

変わろうとしない者は「何も努力しない怠け者か、何も考えない者」どっちかである。

 

「今年は何に集中する？」などと毎年のように目的と目標、戦略と戦術など立てるが、

いつもバランスよくこの７Sの項目を考えなければならない。

 

ソフトSはそこで働く人々による為、短時間で変更するのは難しいとのこと。

優れている企業かどうかはソフトのSによって決まるのである。

 

７Sはそれぞれ独立しているわけではなく、すべてがつながっている。

その為、一つ変えると全てが変わっていくこともある。

例えば市場が安定したいた時代から飽和時代した時代へと移り変わり、それに合わせて革新した組織はこのイラストのようになる。　

ハードを変えるのはそれなりに誰かの決断により安易ではあるが、ソフト４Sを変えるのはじっくり時間かける長期的戦略である。

激しく揺れ動く今の写真業界。

じっくり時間をかけて教育に集中して来たライフスタジオの戦略はその真価を発揮する時代へきている。

 

 

資料元　「経営学見るだけのノート」　宝島社