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マクドナルドと西武からの学び。

投稿日:2018/6/27

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ガンブリア宮殿「大復活スペシャル2017、奇跡の大逆転の舞台裏」のまとめ。  

 

どの企業、ビジネスモデルも「導入期‐成長期‐成熟期‐衰退期」の道を辿っていく。

小さい山や谷はあっても、長く生き残る企業は成熟期をずっと伸ばしていく。

最近ずっと考えている「ライフスタジオは今、どこに来ているのだろうか?」

まだ成長期として取り組むのか?衰退期として取り組むのか?自分達次第。

ここに起業以来最大の危機を乗り越えた、二つのお話から学ぶものがある。

それは「超現場主義」と「峻別と選択」!

 

●日本マクドナルド編。

様々な不祥事で2015年12月期決算発表時には45年の歴史で最悪な349億円の赤字へ転落してしまったマクドナルド。

しかし、2017年12月通期で過去最高益となる。

その津波を乗り越える為に指揮官として新しく就任したカサノバ社長は徹底した超現場主義から始め、47都道府県の店舗を自ら周り、気軽に客に話しかけて生の声を拾う姿勢には感心した。

 

‐リアルな顧客の声や要望を聞き入れる為に徹底的な現場主義を貫いている。

‐マックはグロバル企業でありながらも、日本企業でもあるので日本人の好みを徹底調査。

例えば、新商品であるグランセットは約6000人ぐらいから細かいアンケート調査をしたり、何十種類もある」パンから日本人が好きそうな柔らかいパンにしたり、チーズも何十種類からお客様の声を聴いて選ぶという。

‐声は現場のCREW(スタッフ)達の声とお客様の声を聴くこと。定期的にコミュニケーションを取る仕組みをつくる。

リーダーはバスの運転手であり、「次はどこに行くのか」を伝える役割 

‐店舗は常に何かが起きるところ。

‐2017年度の様々不祥事で赤字経営の中、マックドナルドは成功の為に社員達の給料を上げてきた。

‐お客様の満足度とCREW達の大切にしてきた結果が表れている。

 

●西武ホールディングス編

‐日本のホテルリゾートを牽引して来た西武が2004年の不祥事で業績が低迷してきた結果、利益を生み出せない全国の多くの営業所を閉じできた。 その基準は峻別(厳しく区別を立てる事)と集中。

‐西武ホールディングスはトップダウン式の経営の弊害として、従業員達の「指示待ち状態」の問題を改善するために「ほほえみファクトリー」という授業員自ら考えて行動する「ほほえみファクトリー」とうプログラムを実施。 現場の授業員達に新規事業企画を任せたり、授業員自ら考えて動ける環境を作って来た。

例)授業員自ら新しい季節の料理を提案して、連日行列が絶えないホテルランチとして成功させる。

例)苗場スキー場の現場スタッフがイベントなども起案。

‐リゾートホテルは夏のみに利用する傾向があるので、冬には温水プールを展開

‐若者のスキー離れを防ぐために、苗場スキー場はファミリーで来られる工夫をする。子供達はリフト券を無料に。

‐赤坂プリンスホテルの跡地に「TOKYO Garden Terrace紀尾井町」という名前で住居、オフィス、ホテル、ショップなどが並ぶ複合商業施設を作り、以前よりは約5倍以上に売り上が伸びてるという。

 

http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2017/1221/

映像は上のURL(ガンブリア宮殿HP)からの引用です。

 

 

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