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大宮店
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平和を祈る春の冷麺。
投稿日:2018/5/19
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「まさか、戦争が?」とのピリピリしていた国際情勢から一変して。
4月に韓国の平和の家で行われた、「南北首脳会談」の様子は感動そのものだった。
まだ、米朝首脳会談などを控えており、東アジアの平和への道のりはまだ途中ではあるが。
ドイツの統一がそうだったかのように、平和はいつの間にか風にように自然に訪れてくるものだと感じた。
まだ、中国やロシア、日本とアメリカなどの外交関係の課題も山積みではあるが、
今回の南北首脳会談はただの政治ニュースを超え自分の心に染みる何かがあった。
自分は生まれた時から国は南北に分かれていて、小学校の低学年までは学校やテレビなどでも反共産主義的な教育を受けていたり、20代の頃は2年以上も兵役を務めていた。
韓国国内ではアメリカに頼りながら、北との緊張感で政権を維持しようとしている保守的政権を支持する一部の人達を除いては、
大体の韓国人は段階的な南北の統一を望んでいる。
統一費用の負担で経済が破綻するかのような報道も嘘で、実は今の休戦状態を維持するのにもっと莫大な税金を使っているのだ。
今回の南北首脳会談から見えてくる、日韓の右側(保守)と左側(進歩)に属する各マスメディアの反応は面白いほど分かれていた。
自分が普段から見ている新聞やニュースがどのバックグラウンドを持った立場なのかをよく知らないと正しくない情報に踊らされるのだと強く感じだ。
今回の南北首脳会談で北から偉い人は晩餐会の為に平壌(ピョンヤン)冷麺をもって来た。
その噂を聞いて当日の韓国では全国の冷麺店が大盛況だったという。
そして、その噂を聞いてうちでも、ピョンヤン冷麺ではなく、僕の手作りインスタント冷麺!
見た目は晩餐会のものより少し劣っているが、東アジアの平和を祈る春の冷麺の味は最高だった。
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