[写真、コーディ、インテリア、業務環境改善は日常的に。]
 
今月課題図書であるの「トヨタ仕事の基本」について勉強を進めるにつれ、トヨタの「日常的な現場改善」への思いに深く共感する。
トヨタ自動車の生産現場では「創意工夫制度」というものがあるらしく、現場で作業をしてて改善したいところがあれば自ら起案書を立てその案が採用されると作業のシステムが変わったり、会社に貢献度が多い案件の場合は人事評価にも反映されるという。
トヨタ自動車の約75年の歴史で今まで4000万件ぐらいが創意工夫制度として採用されたので、毎年約6万件以上の現場から声があがり、トヨタのシステムとして定着してることを意味する。
自分が働く現場をもっと効率よく、安全、快適に働ける創意工夫を日常的に行うことで、世界トップレベルのトヨタの品質を支えてきているのだと思った。
 
私たちの日常的に慣れている撮影空間のインテリアや小物の飾りが元もそう飾ってあるからといって、環境順応的によくない環境に諦めて慣れようとすることは良くない。もしある空間で撮影がうまく行かなかったり、改善の余地があるのであれば、原因をじっくり考えることによってより良いインテリアの配置を見つけることができたり、現場改善への新しいヒントが生まれる。
 
自分は環境改善の一環で他店を久々訪問するたびに目につくものが非常に多い。しかしいつも見慣れている店舗だと乱れになかなか気づけなかったりするので、見なれた場所でもお客様の目線で客観的に見れることが大切だと思う。その感性が鈍くなると、来店されてお客様に残念な思いをさせてしまうこともあるだろう。
写真館ではあるが是非お客様の五感でも店舗を楽しんで頂きたい。そういう思いで「WOW！」とおどろいたり、胸がワクワクするような空間づくりのために環境改善は日常的に行われなければならない。
 
写真は業務,環境改善を日常的に行う大宮店,代々木店のスタッフ達の様子。
ストライキではありません。この日はスタッフ達自らお庭に綺麗な芝を張りました（笑）

Photo by Tae