ダムとダムカレ－
 
ダムを見にとダムカレーを食べに「宮ヶ瀬ダム」というところに行って来た。
日本でダムを見るのは初めてで興奮していたが、子供達は巨大なコンクリート固まりから、水が出るなんて興味があるわけではなく、ダムカレーがお目当て！
 
ダムの役割は4つあるそうだ。「洪水調節、水資源の確保、発電、河川環境の保全」
宮ヶ瀬ダム(相模原市)は水面の下から発電用のみずを流してるらしくいつも水を流しているわけではなく、1日2回6分ずつ放水をするらしい。それを目当てにたくさんの人が水しぶきを待っていた。
待ちに待って水が出てくる瞬間は思わず、うれしく声を上げてしまう。
出てくる水がインパクトがあるからってよりは、やっと出たなって感じ。(笑)
 
そして、ダムの隣のカフェで売っているのが「ダムカレー」。
味は少しからさもあるけど、フルーツが入ってるようなさっぱりとしたスープカレーに似てる。
ドロドロだとご飯の穴から放水(放カレー)が出来ないのでサラサラとしたもので出しているのだろう。
ほぼ一番手で入って食べていたら、開店10分後には外に30人ほど行列が出来ていた。
最近、テレビでも放映され、すごく注目を浴びているみたい。
たかがカレー、しかしごはんの山にウィンナで穴を埋めて、客がウィンナを外すと穴からカレーが流れる「エンターテインメント」が加わり見事な付加価値を生み出しているのだと思った。
カレーの味よりは、はやりのダムカレーを食べたという満足感と自分の手で何かを「放水」させる小さな体験が客を喜ばせていると感じた。
「物を買う時代」から「経験を買う時代」ってこういうも物かなと感じた。
 
https://www.miyagase.or.jp/spot/area_dam.html