今月の学習の題材として感銘をうけた本。
韓国でも翻訳されベストセラーを記録した、「嫌われる勇気」に続く、「幸せになる勇気。」
どれもが自分の人生を自分でえらぶという「自立」が大きなテーマである。そして普遍的原理、原則を問でいる為「哲学をする事」を学べる。地球に生命として生まれ存在する人間の本来のあるべき姿を教えてくれている。

過酷な地球の自然環境に生き残る為に、人間は共同体を作り群れないと生きては行けなかった。
集団からの孤立は死を意味するので、人間のＤＮＡは常に人との関わり求めるようになっている。　
「ここにいてもいいよ。」という「所属感」がないと大体の人間は病んでいく。
自立とはか弱い人間が自分の価値を自分で認められるようになることでもあると思った。
 
そして「私」、「あなた」の為なのではなく、「私達」という関係性を前提としての概念が頭から離れない。
ライフスタジオで求めている「共同体の実体」を見つけたような気がする。
「自分が大好き、自分が一番大切」な自己中心的なパラダイムから離れること。
人間は愛することで自分から解放され、自立を成し遂げ、本当の意味での世界を受け入れることができる。
二人で始まった共同体は社会全体、人類全体まで広がるという壮大な概念は頭ではわかっていてもまだ消化が出来ない。
みんなが理想と思うそんな世界はくるのだろうか？
自立は経済、就職などの問題ではなく「人生の態度、生活様式の問題」誰かを愛すると決めた瞬間に「誰かの愛を受けながら生きる」を決別してからこそ真な自立成し遂げるという。
 
「愛される為に」生きている子供のようなパラダイムから、「愛する技術を磨いていく能動な行為」としてシフトしてみること。
そして、人間は客観的世界を生きるのではなく、自ら意味付けをした「主観的的世界」に生きている。
真の過去などは存在しない。各自が編集した歴史を生きている。自分の過去は思い出、教訓にもなりうるし、トラウマにもなりうることは自分が決める。
だから、幸せになる事も自分の勇気で、自分の心が決めるということだと感じだ。

誰かが爽やかな顔で現れて、僕も耳元で甘い声で、こうつぶやいてほしい。。

キムキム。
幸せになってもいいんだよ。
幸せになる勇気を持ちなさい！