Martian. 

WEBデザイナ－として働く一人の男性の頭の中から生まれたこの映画のシナリオは、一人でどこまで脚本を極めることができるのかの可能性を示してくれたという。確かに豊かな想像力と宇宙に関する知識がないとここまで描けないと思うシナリオに関心した。
 
映画の内容は火星のい探査中予期せぬ事故により一人ぼっちになった主人公が残りわずかの食料で1年以上を生き残るサバイバルとサクセスストーリである。
実際2013年度火星の旅行計画を立てたところ何万人もの申し込みがあったというが、この映画を見て宇宙旅行などはあんまりしたくないなと思った。
 
映画を見ての感想二つ。

１．より多くの人の大義名分の為にある個人を犠牲にするときの判断基準、何とも変えられない人間生命の尊厳。

２．孤独で過酷な環境にも負けず、生き残る為の人間の執念に勇気をもらった。
無人島に落ちても生き残れる自信のある僕だが、映画の主人公はサバイバルの神の領域。
人間は必ず戻りたいところ、また会いたい人がいるのであればここまでできるのだと思った。