先日行った韓国で目撃した忘れられない光景。
旧正月で国中の民たちが故郷に帰り、家族と過ごす時間であるはずなのが、
ある公園に行ったらいい歳のおじさんたちが大勢群がっていた。
特に用事はない用だが、5～6人位が将棋の板を囲み将棋に夢中。
そんな人の集まりがあちこち公園中に集まっていた。
「なんでこの日にこなひとの集まりが」と不思議だった。
 
韓国政府の統計だと一般的には53歳で会社を定年退職。その後は多くの人が年金や貯蓄、あるりは商売をするなどで生活しているという。
それと同時に各企業に定年を遅らせる事とを命じたり、高齢の基準を70歳に引き上げるという。
50歳の半ばで定職から降りるとあと残りの人生は30年以上もある事になる。
 
今の激変の時代に定年まで安定して働ける職場は極めて少ない。
年が取っても働ける、ただお金を稼ぐだけではなく。
自分が幸せと思える人生を送れるように、今を走っているのだと実感した。　
個人の力ではどうしようもない新自由主義の流れのなか、
私達はどう生き抜いていけるか。