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京都桂店
scrollable

Photo: Huddle Together

投稿日:2013/6/21

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Urayasu Photo

Photo by Kudo

Cordi by Yuki

 

シャッタースピード 1/80

絞り値 F4

ISO 1250

焦点距離 50mm

 

身を寄せ合う

 

私は家族写真が好きです。その中でも、兄弟写真は特に思い入れがあります。

それは4人兄弟の中で育ったからかもしれません。

兄弟でいると一日の中で、気が合う時間もあれば、喧嘩してしばらく口を利かない時間もあります。

それでもご飯を食べたり、一眠りすると、仲良しに戻っている。

お互いが好きな時間も嫌いな時間も、それらの感情をひっくるめて丸ごと“絆”や“愛情”なのだと、私は自分の姉や弟たちから学んで育ちました。

 

この二人はとても仲の良い姉弟でした。

ひとりだと緊張してしまう撮影も、二人だと元気なこどもらしい笑顔で伸び伸びと撮影に臨んでくれました。

お互いが大好きなんだなぁ・・・。

そんな風に、私もこの2人の幸せを見て感じることができました。

 

二人が大きくなっても、二人が姉弟であることを幸せに感じられますように。

二人にはうつ伏せで寝転がってもらい、弟君のほうからお姉ちゃんのほうへ身体で押してもらった。

身体と身体が触れ合うと、自然と笑顔が出る。

押すことで、遊びのような感覚を出すことができる。

みんなが楽しくなる瞬間をつくることができる。

だから、このポーズが私は大好きです。

 

コーディネートはさわやかな白と青を基調としたもの。

二人のトップスとボトムスの色を逆転させること、ヘッドアクセとボトムスの色を揃えることで、

お揃いではない統一感と、なによりコーディネートのセンスが感じられる。

このコーディネートを見たときに、白い部屋で爽やかに元気に撮ろうと思った。

 

浦安店の白い部屋の段差を利用して、私が少し低くなると、床が下のラインを揃えてくれる。

画角を斜めに振ることで、画面に動きが出る。

元気で明るい笑顔を活かす構図を作りたかった。

結果的に奥の窓が画面のバランスを取らせる適度な重みになってくれて、この画角は完成した。

 

夏の太陽のように、元気で爽やかな二人がそこにいました。

また二人に会えることを信じて、次はどんな風に撮ろうかな、なんて考えています。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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