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Photo: 幸せのカタチ
投稿日:2013/2/15
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家族というものは
私にとって家族というものは
故郷であり、家であり、
おいしいご飯の匂いであり、
懐かしいこどもの頃の記憶であり、
自分という人間の根本である。
4人兄弟の2晩目に生まれた私にとってはなおさら、
家族の中で育ち、家族と共に歩んできたものであった。
大人になれば、家族の在り方も少し違ってくるように思える。
こどものころのようにふざけあえなくなったり、
逆に子供のころより仲良くなる家族もいる。
しかし、家族で写った写真を見返すと、
あの頃の記憶や子供のころの感覚がよみがえってくる。
あのころ父は私たちにとって優しくて偉大で、
母は厳しかったが、いつもこの笑顔で笑っていたなぁとか、
姉は意地悪だったが頼もしくて、
弟たちはこんなに可愛かったっけな。
自分の根本の匂いを思い出す。
そんな写真を撮りたかった。
家族の在り方はそれぞれ違う。
その家族らしさを、家族である幸せを
いつまでも閉じ込めておくことができるなら、それは私の幸せである。
この写真は、お母さんに胡坐で座ってもらい、お父さんに膝枕で寝てもらった。
その上でこどもたちがいつもお家にいるように遊んでいる。
今は見慣れたこの風景も、今だけの幸せのカタチ。
家族の幸せのカタチは、その時々で変わってくるけれど、
その根本の感情を、気持ちを、家族の誰が見ても思い出せるように、
そのカタチを残せるようにしたいです。
Soka photo
Photo by kudo Cordi by Akemi
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