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ライフスタジオの企業理念の話 vol.3『美しさを表現し、思い出を記憶する、楽しい遊びの空間を通して、日本の写真文化を変えること。』③

投稿日:2020/4/17

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「楽しい遊びの空間」

 

人生、「楽しむ」ということに勝る感情はないですね。人生の原動力は、この「楽しい」という感情にこそあるのかなと最近特にそう思います。余計なことを考えずに楽しいと思うことは、その人らしさを体現する最大の要素だと思いますし、楽しさはその場所で認識する最高の記憶として残りやすいです。

そして「楽しさ」こそ、人は自由になる条件の一つだと思います。この「楽しさ」がなければ、前のブログで述べた「被写体を動かす」ことも「その人らしさを引き出す」ことも、うまくはいかないのだと思います。考えてみると、緊張し心を許さない状況だと、そこにいる人がいい人だと認識をする以前に、自分の感情を出そうという気持ちもうまれません。そういった中では笑顔も出ませんし、なによりもそこで過ごす記憶はストレスフルなものになってしまいます。それはライフスタジオが目指すものではありません。

よくライフスタジオはディズニーランドがライバルだと豪語していますが、ディズニーランドの最大の要素は楽しさです。ディズニーランドに行けば、楽しいと思わせてくれる仕掛けばかりです。アトラクションはもちろんのこと、園内の世界観や建造物、そしてそこにいるキャストまでも、楽しませるということを目的としていることが伺えます。

人が「楽しい」と思うことに、そこが日々のストレスを忘れる非日常的であることも重要な要素の一つなので、その建物のインテリアの洗練さ、清潔感は重要です。日々の空間の物理的な演出ということも必要です。

 

しかし、楽しさとは物理的なものを充実させれば得られるのか、といえばそうとも限りません。私の経験の話をします。何年か前に、新しくできた美容室に行ってみました。そこはインテリアもかわいくて、設備も最新のものがそろっていました。一見、すごく良さそうな美容室に思えたので行ってみたのですが、入ってみていろいろと違和感を抱きました。受付の人の感じがあまりよくない。担当してくれる美容師さんは、シャンプーもガシガシと痛くて「力加減大丈夫ですか?」という一言もなし。ブローも同じようにガシガシと頭を叩かれているような勢いでやられていました。話は義務的。話を振っていても興味がなさそうな感じが隠せていなくて、実際髪型のできも悪くはなかったのですが、とても不愉快な思いをしたのでもうその美容室には行っていません。そこで感じたのは、いくら物理的・技術的に充実していても、そこにいる人がお客様にどんな空間を演出したいと思っているかによるということです。

私たちは「楽しい遊びの空間」を演出します。そのためには、まずは目の前のお客様とお子様に楽しんでもらうことを最重要事項として考えなければいけません。私たちはプロなのでどんなお客様に対してもその価値を達成させることからずれてはいけません。「楽しい遊びの空間」を演出することは楽ではありません。来てくださるお客様はみんな違う人たちなので、楽しいと思うことも違いますし、マニュアルもありません。だから、私たちは一組一組のご家族に楽しんでもらうために、一生懸命ご家族に様々な投げかけをしてそのお客様のことを知ろうとしなければいけませんし、自分が一生懸命楽しまなきゃいけないと思っています。

「楽しさ」とはそうした空間の中にあります。その空間を創るのは紛れもなく「人」であるのだと私は思います。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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