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京都桂店
つれづれに:ライフスタジオの価値について
投稿日:2019/7/4
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最近、ブログを更新していませんでしたね。
すみません。
実は、ここ最近いろいろ思い悩むことがあり、
何か厭世的な気持ちになっていたのです。
が、前向きに進まなければと思ったので、
ここで少し吐き出させていただきます。
思い悩むこと、というのは、
「ライフスタジオの価値」についてです。
みなさん、「ライフスタジオの価値」とは何だと思いますか?
厳密にいうと、「私たちライフスタジオがなぜこの広い社会で存在できているか」、ということです。
この社会の中で、数多くある写真館の中で
私たちの「何か」にお金を支払って来てくれるお客様がいてくださっているということです。
その「何か」とは何か?
「何か」とは、「何か」?
それが私たち「ライフスタジオの価値」だと思います。
それは、「写真の質」だとも言えますし、
それは、「ライフスタジオの人」だとも言えます。
そして、「ライフスタジオで過ごす時間」とも言えますし、
それは、「ライフスタジオに来ることで得られる関係性」と言えるかもしれません。
私たちライフスタジオの人間は、ただの「写真館スタッフ」ではないのです。
何よりも「人」を第一の基準において考えるという理念のもと、
「人」の力でないと得られないライフスタジオの価値を、生み出そうと日々努力する「人」です。
だからなによりも私たち自身が、
「写真館スタッフ」ではなく、
「人」としてそこに在ることが第一前提になります。
だから、私たちは「哲学」を学びました。
全てのことに「なぜ」を問うことで、
私たちが常識として受け入れてしまっている社会のシステムを知り、
本当により良く働き、価値を生み出すにはどうしたらいいのかを
考えるよう癖づけるようになりました。
また、「哲学」を学ぶことにより、
人を写真で表現することはどういうことなのかを考え、
自分の意志で撮影をするようになりました。
誰かに使われるスタッフでは無くなりました。
そういった人たちが創る会社だから、
目の前にいるお客様のことも、
「お客様」ではなく「人」として接し、
「スタッフ」と「お客様」いう外殻を取り払い、
「人」が、「人」のために、考え、努力する空間の中で、
ライフスタジオの価値は生まれていったのです。
その努力の最大の結晶のひとつが、
「LIFE FAMILY」だと私は思います。
私も、8年間ライフスタジオの現場にいて、
大切な「人たち」との繋がりは数えきれないほどあります。
「LIFE FAMILY」は、私たちの価値でもありますが、
今までライフスタジオを愛してくださった「人たち」が
ライフスタジオを創ってくれた記録でもあります。
これが何の利益を生むのかわからないという人もいるのかもしれません。
しかし、紛れもなく他の写真館にはない大きな価値を生み出している事業です。
私たちは、一時の利益を失おうと人とのつながりを失うことは絶対にしません。
だから、どんなときも、
私も、あなたも「人」であることをわすれてはいけないのです。
それは、「経営」においてもそうです。
経営でも、「人」を基準とした経営をしていかなくては、
私たちスタッフもそうなってはいきません。
これから店長になる私は、このことを今よりいっそう肝に銘じておかなくてはいけません、
資本主義社会において、重要なのはなによりも「おカネ」ですが、
私たちライフスタジオの店長や経営に携わる人たちは、それに反して
「人」を最重要視するべきです。
それは、来てくれるお客様も、働いているスタッフも、分け隔てなく。
なぜならば、資本主義に疲れた現代社会だからこそ、
私たちの人間らしい要素が、最大の価値になるからです。
75カット・28,000円
それは、そういった価値に支払われる対価です。
これより多く値段を付けるのは人間らしくないですし、
これより安い値段にするのは、
ライフスタジオの撮影空間の基準を下げることになります。
このことにプライドと責任を持てるように日々努力をしていくこと。
これが、ライフスタジオの価値を未来につなげることになると信じています。
そんな私が今読みたい本はこちら↓
「人に投資」する技術 (辻敬太の経営哲学)
辻敬太
私は自分の仕事が大好き
鴨頭 嘉人
欲望の時代を哲学する
マルクス・ガブリエル
この本をもとに討論してくださる方、募集中です!!!
みんな、スタッフもお客様も、一緒にもっともっと良い会社にしていこう~~~~!!
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