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Ressentiment September 哲学的思考の夜
投稿日:2018/9/29
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哲学的思考の夜
「成長しないな。」
と思う。そんな9月。
「正しいこと」を志向したいと常々思う。
物事を進めるために、それだけでは成し遂げられないこともわかってくるのだが。
それでも、理不尽や正しくないことを目の当たりにすると顔をしかめてしまう癖をなんとかしなければと思う9月だった。
「満足した豚よりも、不満足なソクラテスであれ。」
という言葉を信じながら、では私が考える正しさの広さは本当に適正なのかと自分自身を疑うこともある。
不満を抱くことは日常で常々あれど、ある程度のことなら解消しながら生きてきたが、
「無力からくる不満」ほど質の悪いものはない。
「無力でありながら不満」であるという状態を打破するにはどうしたらいいのか。
ひとつは、「無力から脱すること」
賢く、信頼を得て、強くなる。これが一番シンプルかもしれない。
ふたつめは、「静観すること」
荒ぶる不満を飲み込み、いまはただ静かに物事を見守るか。
みっつめは、「自己を反省し、見直すこと」
私の見ている世界が果たしてどれほど正しいのか。なぜ、それほどまでに私は驕っているのか。
その視点を見直すことで、もう一度始めてみることができるのかもしれない。
ニーチェが言うにはこの「ルサンチマン」は「恨み(うらみ)、妬み(ねたみ)、嫉み(そねみ)」なのだと言う。
そして、「喜びを感じる力を弱くする」とも。
そう。私の喜びを感じることは、誰にも侵害されないものだ。
だから外的要因にいちいちルサンチマンを感じること自体が馬鹿らしいのかもしれない。
そして、ベンヤミンが言っていたように今ある幸せや喜びのアウラを消失させたなら、
自らの力で再び作り出そう。
そして、言うときはちゃんと言おう。
というわけで、明日は野球観戦だ。
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