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京都桂店
2018年の挑戦:ジュニア撮影をするということ。
投稿日:2018/7/31
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ライフスタジオに入って、7年目。
今年に入ってこんなに自分の技術不足を実感することはなかったかもしれません。同時に、撮影する向上心をこんなにも実感することはなかったかもしれません。でも、これが楽しいということなのだと久しぶりに思い出しました。
毎日が、充実感の無い充満感の中にあり、達成感のない密閉感の中にあったのは事実です。これがスタジオ撮影の限界なのか、私個人のイマジネーションや意欲の問題なのかわからないまま毎日が過ぎ去っていくような感覚でした。かといって大きくもがくこともなければ、自分自身へのいら立ちばかりが募る。良くない循環ですね。生活の中のすべてがそうではありませんが、写真という一部門に関しては個人的にはそう感じていました。
シンデレラプロジェクトとしてジュニアの撮影を月に一回程度ですが細々とさせていただいています。少しずつですが、私の中の動いていなかった歯車が動き出したような気がしました。しばらく動いていなかったせいか、私の中の歯車は少し錆びついているようでしたが、ぎしぎしと音を立てながらもう一度動き出しているように感じます。
ジュニア撮影はとにかく頭を使います。ただ笑えばいいわけではなく、その人に似合うということが重要。笑わせるにも自然でなくてはいけないから、難しい。ポーズも作るけど、作りすぎないように、絵になるように…。
あぁ、自分に何かが足りない。言葉も、余裕も、技術も、客体も…。
今は真夏。
野外撮影も少ししんどくなる季節ですが、新鮮で己の力不足を自覚させてくれる撮影できることは大きな喜びです。協力してくれる被写体やご家族に感謝を。
バキバキに固まった私の写真の背骨がまっすぐ、伸びていくように…。
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