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Reading Log 001: 『働き方の哲学』その①
投稿日:2018/4/30
1706 2
あまり知られていませんが、実は私、読書が好きです。
1か月に10冊くらい本を読む時期もあれば、全く読まない時期もあるので、おおっぴらな読書家というわけでもありませんが、読んで知識を得るということはあまり苦ではないのです。
そこで、ちまちまとこのブログでさらっと読んだ本の備忘録をつけようと思いました。
今回の本はこちら。
『働き方の哲学』
著:村山昇/出版:Discover 21
「また哲学か…」なんて思う人もいるかもしれませんが、
30を過ぎてなお生きるということや人生について何も知らない私には哲学という分野は必須です。
考えないで生きることもできますが、考えて生きていくほうが行動も結果も大きく変わります。
私はただそのために哲学を勉強しています。
『働く』という義務的なことでさえも、見方や捉え方、知らないことを知っていくことで
人生は大きく変わると思うのです。
ライフスタジオでも朴社長が白書を書いてくださっていました。
その中の労働の分野で言われていることは「労働と人生の一致」です。
労働も人生の大切な時間であり、そこに自らの人生を考えるだけのウェイトを置いて仕事をすると人生自体も変わる、ということが「労働と人生の一致」ということです。
これは、「ライフスタジオ的だ」なんて言われることもしばしばですが、
私はどの仕事にも人生にも当てはまると思っています。
仕事をしないで生きることは多くの人にはできないことですから。
『働き方の哲学』にも最初の章から同じことが書いてありました。
それが、『仕事は人生の最大の占有者』です。
1日8時間働く人が35年間勤続するとして、その人にとって仕事が人生を占有する時間は62,440時間です。
膨大な時間です。たぶん人によってはもっと人生の時間を占有するでしょう。
その時間を義務的なものであると考え、「早く終わらないかな」「早く休みが来ないかな」などと考えながら仕事をするにはもったいない時間です。
また仕事は、
・時間の占有者:最低8/24時間を占有する。寝てる時間は8時間とすると起きている時間の半分以上が仕事の時間!
・空間の占有者:一日で一番長くいる場所は職場
・気持ちの占有者:いいことがあれば気持ちも上向き、嫌なことがあればご飯も美味しくない。憂鬱になる。
・人間関係の占有者:一日で家族よりも長く接しているのは一緒に仕事をする人たち。
と言ったように、多くのことを占有しているとこの本では言われています。
人生とは一日一日の積み重ねだと思うとこれだけ多くのことを占有している仕事をどうとらえるかは、
人生にとって非常に重要なことだと思いませんか?
仕事ということを自分の中でどう捉え、どのように労働の時間をして生きていくか、
が人生をどう生きていくのかと同等になりますね。
仕事をしているという事実を変えることはできませんが、仕事をするということをどう捉えるかで人生も変わります。
この本は図解も多くあり、わかりやすく仕事における一つ一つの哲学を教えてくれます。
ほかにも例えば、
「七放・五落・十二達」
「怠惰な多忙」
「π(ぱい)の字思考プロセス」
「観の醸成」
「エキスパートになるのか・プロフェッショナルになるのか」
ほかにも、たくさん仕事において当然なんだけど「なるほど!!」と思うことばかりが書いてあります。
私自身、目からうろこのことが書いてあったり、労働の白書で書いてあることだったり、「よく考えたらそうだよな」ということが書いてあったり、非常に勉強になりました。
今回はこのくらいにしておいて、この本のレビューはまだまだ続きます。
ご紹介したい章を今後ご紹介していきます。
一緒にこの本で討論してくれる仲間募集中です!(笑)
1か月に10冊くらい本を読む時期もあれば、全く読まない時期もあるので、おおっぴらな読書家というわけでもありませんが、読んで知識を得るということはあまり苦ではないのです。
そこで、ちまちまとこのブログでさらっと読んだ本の備忘録をつけようと思いました。
今回の本はこちら。
『働き方の哲学』
著:村山昇/出版:Discover 21
「また哲学か…」なんて思う人もいるかもしれませんが、
30を過ぎてなお生きるということや人生について何も知らない私には哲学という分野は必須です。
考えないで生きることもできますが、考えて生きていくほうが行動も結果も大きく変わります。
私はただそのために哲学を勉強しています。
『働く』という義務的なことでさえも、見方や捉え方、知らないことを知っていくことで
人生は大きく変わると思うのです。
ライフスタジオでも朴社長が白書を書いてくださっていました。
その中の労働の分野で言われていることは「労働と人生の一致」です。
労働も人生の大切な時間であり、そこに自らの人生を考えるだけのウェイトを置いて仕事をすると人生自体も変わる、ということが「労働と人生の一致」ということです。
これは、「ライフスタジオ的だ」なんて言われることもしばしばですが、
私はどの仕事にも人生にも当てはまると思っています。
仕事をしないで生きることは多くの人にはできないことですから。
『働き方の哲学』にも最初の章から同じことが書いてありました。
それが、『仕事は人生の最大の占有者』です。
1日8時間働く人が35年間勤続するとして、その人にとって仕事が人生を占有する時間は62,440時間です。
膨大な時間です。たぶん人によってはもっと人生の時間を占有するでしょう。
その時間を義務的なものであると考え、「早く終わらないかな」「早く休みが来ないかな」などと考えながら仕事をするにはもったいない時間です。
また仕事は、
・時間の占有者:最低8/24時間を占有する。寝てる時間は8時間とすると起きている時間の半分以上が仕事の時間!
・空間の占有者:一日で一番長くいる場所は職場
・気持ちの占有者:いいことがあれば気持ちも上向き、嫌なことがあればご飯も美味しくない。憂鬱になる。
・人間関係の占有者:一日で家族よりも長く接しているのは一緒に仕事をする人たち。
と言ったように、多くのことを占有しているとこの本では言われています。
人生とは一日一日の積み重ねだと思うとこれだけ多くのことを占有している仕事をどうとらえるかは、
人生にとって非常に重要なことだと思いませんか?
仕事ということを自分の中でどう捉え、どのように労働の時間をして生きていくか、
が人生をどう生きていくのかと同等になりますね。
仕事をしているという事実を変えることはできませんが、仕事をするということをどう捉えるかで人生も変わります。
この本は図解も多くあり、わかりやすく仕事における一つ一つの哲学を教えてくれます。
ほかにも例えば、
「七放・五落・十二達」
「怠惰な多忙」
「π(ぱい)の字思考プロセス」
「観の醸成」
「エキスパートになるのか・プロフェッショナルになるのか」
ほかにも、たくさん仕事において当然なんだけど「なるほど!!」と思うことばかりが書いてあります。
私自身、目からうろこのことが書いてあったり、労働の白書で書いてあることだったり、「よく考えたらそうだよな」ということが書いてあったり、非常に勉強になりました。
今回はこのくらいにしておいて、この本のレビューはまだまだ続きます。
ご紹介したい章を今後ご紹介していきます。
一緒にこの本で討論してくれる仲間募集中です!(笑)
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