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会計分析:インセンティブをもらう正当性について

投稿日:2018/1/31

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会計分析 2018年1月
 
インセンティブの正当性。
 
 
自律経営店舗になり、私たちの会計の最大の変化と言えばなんでしょうか?
収支明細表で私たちのお金の動きが明確になったことでしょうか?
利益と損益が目に見えるようになったことでしょうか?
それもそうかもしれません。
しかし、会計担当者なら自律経営店舗ではない頃からそれくらいを知ることはできました。
 
私は最大の変化は、利益を自分たちで決める決定権があることだと考えます。
今までは、何か必要なものを購入するとき、プロジェクトや食事などに経費を使うときは、店長の権限で決めることはできず、店長が判断をし本社に起案書(もしくは稟議書)を提出して、本社が決定するという流れでした。
要するに、店舗のスタッフには判断はできても決定はできなかったということになります。
 
今回、1月の給与に私たちの利益がインセンティブとして支払われました。
決定したのは店長であるvolvoさんです。
もちろん、追加営業分で働いただけのインセンティブは入ります。
しかし、追加営業分のインセンティブ以上の金額が入っていたと思います。
Volvoさんはなぜ利益をインセンティブという形式で使用したのでしょうか?
 
理由として考えられることのひとつに、「私たちが働いた分だけ還元した」ということがあります。
それは、この利益を上げたのは店舗全体だからスタッフに還元するべきという純粋でシンプルな理由です。
しかし、それ以上の理由がないのも事実です。
なので、利益の全てがインセンティブになっているわけではありません。
半分以上は何かあった時のためにプールされています。
 
本来であれば、利益が上がり使用するだけの「何か」が重要です。
今回は使用する理由は、インセンティブとプールということでありそれ以上のことがありませんでした。
 
少し考えてみてほしいのです。
ワンポイントを「ちゃんと」やっていれば、称賛されるべきことばかりだし、店舗のプロジェクトや理念に関心を持ち主体的に行動を起こしていれば、インセンティブはもっと出ていたでしょう。
これ以上、給与は上がらなくていいなんていう言葉すら聞こえますが、私にはそれすら無責任に聞こえます。
これ以上もらわなくていいから今の自分のやることや責任の幅はここまででいいなんて、無責任なことだとは思いませんか?
インセンティブは本来称賛されるべきものに支払われるものです。
今回は称賛されるべきものは、誰も彼もほとんど何もなかったといってもいいでしょう。
なのに支払われました。それはvolvoさんの温情かもしれませんし、今後の私たちへの期待値かもしれません。
ともあれ、今回インセンティブをもらうに正当性があったかを考えてみましょう。
 
そして、さらに考えてみましょう。
ライフスタジオで、ワンポイントで、所沢店において、インセンティブをもらえるときはどんなときなのかを。
自分たちがその働きに見合うことをしていたのかどうか。
 
物事には、内容と形式があります。
内容は形式に先行するという考え方です。
私たちの仕事の内容を考えてみましょう。そして形式であるインセンティブを考えてみましょう。
ライフスタジオも、ワンポイントも、全てが自分事で、日常の一つ一つを自分らしく行い、成される事が成される状態が理想と言える状態であると思います。
この理想を追いかけ、挑戦し続けることが、私たちの仕事であると私は思います。
 
理想をまっすぐに追いかけ、絶えず行動していくことで、そのひと月の結果が出ます。
そうして成された内容から形式になります。
インセンティブもそのように納得し、責任と権限を行使して、受け取っていきたいものですね。
 
2月・3月は理想的な状態でインセンティブをもらえるようにともに頑張っていきましょう。
 

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