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会計分析: 2017年の所沢店の会計の整理と在るべき姿とは?
投稿日:2017/12/31
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会計分析12月
年の瀬。
一年が終わります。
2017年は自律経営店舗が始まりました。
自律経営店舗の六項目に取り組むということは様々な有益な結果を残すことになりました。
環境改善は、掃除や業務改善など実際に現場に根付く身近なことの改善が成され、実質的な変化を体感していると思います。
人間関係ボードは形こそ無くなりましたが、関係性が重要だということが基軸となり、良くも悪くも最も影響を与えています。
写真は写真大辞典をもとに明確な主題が出され、それぞれがその主題に取り組むことにより写真に関してモチベーションが上がり、質も少し改善されました。
M1000は、具体的に出た案は少ないものの実行することで安定したこともありました。なんとなくが明確になったということは、ライフスタジオの統一感を生みます。
HPは言わずもがなです。自分たちの全てをHPに出すには店舗や接客に積極的に取り組み、関心を持ち関心を持たれるように努力をすることが重要です。ブログを5つ上げるという量的変化は次第に質的変化をしてきたという人も少なくありません。
では、会計は?
自店舗の会計に関してどのくらい知っているかで、実質的にその人が店舗をどのくらい自分のものとして見えているかが測れるかも知れません。
売上・客単価のみならず、利益はどのくらい出てそれをどのように使っているか。
または、それをどのように使うのかを決定しているのか。
自律経営店舗の会計の目的は、会計を自分の財布のように扱うことで自律を目指すことです。
実際、会計は店舗においてシンプルですが最重要項目です。
私たちのいう自由意志も経済的に制限をされることもあれば、発揮されることもあります。
私たちが作ろうとする理想も実体と持久力が無ければ砂の城です。
この重要な項目である会計を、少し整理してみます。
所沢店の目標は何だったでしょうか?
ひとつは基盤である「凡事徹底」。
もうひとつは「写真を通して関係を作る」でしたね。
そして、「40万プロジェクト」。
それでは、その目標にそって会計を行うべきです。
「凡事徹底」に関して会計はどのように使われたでしょうか?
まずは、「作業保留管理の解消」です。
滞留したままだった作業を動かすことは、店舗の会計を健全化していくことです。
当たり前のことですが、所沢店ではこの作業保留が滞留していた事実があります。
今回、作業保留を解消するのに24万の赤字でしたが、会計を圧迫してまで「凡事徹底」をする理由は何だったでしょうか?
普通はこう考えるかも知れません。
「やらなきゃいけないのはわかってるけど、売上が追い付かないからまたにしよう。」と。
しかし、所沢店ではこの保留管理を健全化することは「凡事徹底」を根付かせる意思がありました。よって、会計をそのように動かしました。
また「写真を通して関係を作る」を基盤とした会計はこうです。
P.O.Pでの活動費もそうです。関西旅行の目的も関係作りとP.O.Pでした。
私たちは、利益をそこに投入する決定をしたのには、写真を通した関係作りが基にあります。
そして、デザイン手当もこれに該当します。写真で関係を作るのはSNSやHPを通して行う必要があるので、デザインをして写真を出す必要があります。
「40万プロジェクト」はわかりやすいのではないのでしょうか?
追加営業を入れることで、給料の底上げをしてインセンティブを支給してきました。
その成果で、今年は年間通してスタッフ給与が平均月収38万円を達成することが出来ました。
私たちの内部文化から、会計を考えることの手始めとしてはまずまずだったかもしれません。
しかし、このことを私たちがどのように感じ2018年会計をどのように考えていくかが重要です。
少なくとも今のままの会計への関心では、自律をするには程遠いです。
来年はより具体的に、計画的な会計への意識が重要で、それには店長や会計担当者だけではなく店舗一人一人が積極的に会計を知ることが重要だと考えます。
来年はどのような年にしましょうか?
もっともっと、自律できるようにしていきたいですね。
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