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京都桂店
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会計分析:モニタールーム改善から見る費用の考え方

投稿日:2017/11/30

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今月のワンポイント会議は、モニタールーム改善がメインでしたね。
各店舗それぞれが思うお客様にとって居心地の良いモニターとは何かということ、ライフスタジオのモニタールームとはどう在るべきかなどを考え、形にしていったと思います。
 
私たち所沢店でも、それは例外ではありません。
私たち所沢店は10年目を迎えました。ライフスタジオでは、青山店に次ぐ老舗です。
第2号店なので、試作の段階ではなく、「ライフスタジオをこういうスタジオにしたい」という概念を形にして打ち出した店舗です。
そのため、完成度は当時のライフスタジオの中では高かったと言えます。
しかし、いくら完成度が高いと言っても10年を迎えた店舗は古さが目立ちます。
まず、壁の色や床の色一つにしても色褪せ、剥がれ落ちた部分もあります。
棚やソファ、ぬいぐるみやハンガーラックなどのインテリア小物も経年劣化し、埃っぽいイメージがどうしても拭えません。
 
よく言えば我が家のような、はっきり言えば古臭い店舗の所沢店に、本当にお客様は満足しているのか?
多少のことは目につむっていただいているのではないのだろうか?
と、いささかの不安を感じた私たちは、思い切って断捨離をしなければ何も変わらないという判断をして、このモニタールーム改善対決を機に今までの利益をモニタールームに投資しました。
 
その費用、2つのモニタールームの改善を合わせておよそ30万円。
今回はソファや棚、モニターを新しく購入し、さらに各々の思うモニターのコンセプトに合わせて小物や小家具も購入しました。壁の色も塗り、ラグも買い、おもちゃも新しく購入し、予算内であれば費用の出し惜しみをしませんでした。
 
このモニタールームにかかった費用30万円をどのように見ることができるでしょうか?
 
今まで所沢店は、利益はスタッフの給料に分配されてきました。
10月も94万円の利益が出たので、その分スタッフに分配することも出来ました。
しかし、今回私たちはその費用をモニタールーム改善に充てました。
 
ただの店舗の利益だと見れば、そのお金を使うのに何のためらいもないのかもしれません。
しかし、私たちのお財布に入るはずだったお金と見ればどうでしょうか?
家具や小物を買うとき、ネットショッピングサイトのショッピングカートに品物を入れ、注文確定を押しますが、これが自分のお財布から出るお金と見たら、金額や品物の質などのバランスを見て吟味して買うと思います。
しかし、今回どうでしたか?ためらいやこだわりは出ましたか?
 
私たちは常々言っています。
「店舗のお金は、自分のお金」だと。
本当にそのように考えることができたでしょうか?
 
もし自分のお財布から出たとなれば、そのくらいモニタールームの改善に懸ける価値がそこにはないといけませんね。
私たちの店舗のコンセプトは、「写真を通して関係を作る」であり、すべての利益はそのために動くべきだと考えます。
私たちに分配されることもそうですし、モニタールームにP.O.Pの写真を飾ることも、誰かと関係を作るためです。
 
そのために、自分の店舗の会計を自分の財布だと考えてみたときに、そのコンセプトに本当に価値があるのかどうかを自らに語り掛けるきかっかけになると思います。
今後、店舗の備品や衣装を買うときに、このことを意識してみてください。
きっと、店舗が自分の家のように感じられることでしょう。

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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